従業員のリテンションを高めよ!
すべての国とはいいませんが、ほとんどの海外の民間企業は、日本のように年功序列や終身雇用のような雇用形態ではないです。能力があれば、より良い待遇を求めて転職を繰り返す人がたくさんいます。また、辞めたら職場や同僚に対する裏切りになるのではないか、という考え方がありません。たとえあったとしても、自分のことを一番に考えます。日本は集団主義の風潮が強いのでいざ辞めようとしても、周りを気にしますよね。
雇用者からすれば、優秀な人材ほど自分の会社にずっといてほしいものです。ですから従業員の滞在率(リテンション)を高めるため、報酬、福祉厚生を見直すなど、その会社の魅力をさらに生み出す必要があります。
※書籍「日本人の働き方の9割がヤバい件について」より引用
日本の離職率も高い。だが原因は?
日本では、大卒で30%、高卒で40%の新卒社員が「入社三年以内」で転・退職しています。じゃあ、日本もほかの国と働き方一緒じゃん。っと思いますよね。
原因がぜんぜん違います。
別の会社のほうが待遇が良いから今の会社辞めるわ。っという人ももちろんいると思います。
ただ、「職場環境が悪い」「人間関係が悪い」という理由で辞める人が多いのも現状です。メンタルの問題ですね。
こういう本もでるくらいです。↓
自由度が高い学生生活から一転し、会社にはいると上司や同僚と協働しながら責任感のある仕事を遂行することになります。集団の中で行動するので人間関係は重要になり、気をつかったり気をつかわれることはもちろんのこと、みんなが良い人であれば問題ないですが威張る上司や怒る顧客もいます。不条理な出来事がたくさんあります。
そして若年労働者の一部では、協調性や忍耐力が乏しく仕事がうまく進まないときは自分のせいより他人のせいにする傾向が強く、人格的に未成熟で仕事上の役割や人間関係の問題で容易にメンタルヘルス不調に陥り、休業する事例が増えていることが指摘されています。
※書籍「メンタルヘルスマネジメント公式テキスト二種」より引用
自分はまだアルバイトという形態でしか働いたことがありません。アルバイトと正社員では責任の重さや仕事の量も異なります。ただ、人間関係はどの雇用形態でも重要です。嫌な客、上司、同僚たくさんいました。
客に関しては「そういうお客さんである」と割り切って気にしないようにするか、自分に1%でもミスがあると理解した場合は同じことを繰り返さないようにする。いたってシンプルです。
しかし、働いているときにほぼ同じ場所同じ時間にいる上司や同僚は一筋縄ではいきません。人間関係の悩みもお客よりこっちでしょう。自分の場合、自分と合わない人がいた際は、その人の良いところを探そうとしていました。愚痴なんていつでもいえる。良いところ探すほうが難しい。みたいな感じでした。
ただ、これで嫌いだった人が嫌いじゃなくなるほど話は楽ではありません。嫌な人は嫌です。
ここも割り切りましょう。
相手が過度の愚痴や暴力的な行動をふるうならば、もうその人との付き合いをやめましょう。
自分の仕事場の人間関係を問わず人生を振り返ってみて
昔の人が俗に言う「類は友を呼ぶ」は9割本当です。
愚痴を言う人の周りにはそういう人が集まります。
誰かが愚痴を言っても自分が言ってもいい理由にはなりません。
もしそんな人と一緒の空間に八合わせた際は、適当な相槌か話をずらしましょう。
自分の気持ち次第で、好きにはなれなくても嫌いではなくなりそうって思う人がいるならば、挨拶をどんどんしましょう。ささいなこともどんどん話しましょう。
たった一回の自分の人生。どうせ一回なら楽しい人と時間を過ごしたいですね。