インドネシアの現状
6月14日の時点で、38277人の感染者が確認されています。
また、死者数は2134人、回復者数は14531人です。
インドネシアは4月中旬からPSBB(大規模社会制限)を行っていますが、6月に入り徐々に制限を緩和し始めています。経済回復のため、労働者のため、インドネシア政府は緩和せざるを得ない状況にいると思いますが、依然感染者は増え続けており、コントロールが難しい時期です。世界4位の人口を誇るインドネシア。人の動きが日本以上に活発です。おそらく、インドネシアも日本と同じように、大規模な自粛規制を再び行うことはせず、コロナと共生しながら生活していくスタイルになると思います。
【州別】
①ジャカルタ首都特別州(ジャワ島)8978人
②東ジャワ州(ジャワ島)7793人
③南スラウェシ州(スラウェシ島)2840人
④西ジャワ州(ジャワ島)2604人
⑤中部ジャワ州(ジャワ島)2059人
⑥南カリマンタン州(カリマンタン島)1887人
⑦南スマトラ州(スマトラ島)1396人
⑧パプア州(ニューギニア島)1249人
⑨バンテン州(ジャワ島)1240人
⑩西ヌサ・トゥンガラ州(ロンボク島、スンバワ島)915人
上記のほぼすべての州の感染率が前回と比べて上がっています。
インドネシアは6月に入り、6日に過去最多の感染者(一日あたり)、993人を確認。
その3日後、9日に1043人、10日に1240人と更新しています。
先週から一変して1000人近い感染者が日々確認されています。
死者数も2000人を超え、状況は5月と比べて悪化しています。
ラマダンとレバラン中の自粛疲れで多くの人の気が緩み、5月下旬に外出した人が多かったのでしょうか。2週間後の今日、その結果が顕著に表れています。