世界のコロナウイルス感染者の数が6月22日の時点で900万人を超えました。
感染者最多の国は依然アメリカで、その後にブラジル、ロシアと続きます。
自粛要請が緩和し、経済・社会活動が再開したことから再び第二波がやってきていると考えられます。
※KOMPAS.comより画像引用
インドネシアの現状
インドネシアの感染者数は6月24日時点で49009人確認されています。
また、死者数は2573人、回復者数は19658人確認されています。
17日の時点ですでに感染者は約4万人を上回り、これまで最多だったシンガポールを抜き、東南アジアで最悪の数字を更新しました。
また死者数も4月中旬から最多記録を更新しており、二番目に多いフィリピンともかなりの差が開いています。
【ASEAN】
他のASEAN諸国の感染者数です。(2020/6/23時点)
・シンガポール 42432人
・フィリピン 31825人
・マレーシア 8590人
・タイ 3156人
・ベトナム 349人
・ミャンマー 291人
・ブルネイ 141人
・カンボジア 130人
・東ティモール 24人
・ラオス 19人
【州別】
国内上位10州の感染者数です。(2020/6/24時点)
①ジャカルタ首都特別州(ジャワ島)10404人
②東ジャワ州(ジャワ島)10298人
③南スラウェシ州(スラウェシ島)4194人
④西ジャワ州(ジャワ島)2945人
⑤中部ジャワ州(ジャワ島)2842人
⑥南カリマンタン州(カリマンタン島)2775人
⑦南スマトラ州(スマトラ島)1869人
⑧パプア州(ニューギニア島)1554人
⑨バンテン州(ジャワ島)1390人
⑩北スマトラ州(スマトラ島)1287人
ジャカルタ首都特別州と東ジャワ州はとうとう1万人を上回る感染者が確認されました。首都のジャカルタ、第二の都市スラバヤを始めとする大都市では一日あたり約100人単位で増えており、国内全体でみれば、約1000人単位で増えています。
インドネシアは6月上旬からPSBB(大規模社会制限)を実質緩和しており、経済活動を再開させているので、その影響で感染者の抑制に歯止めをかけられない状態にいると思われます。
東ジャワ州の感染ペースが先週に比べて高く、そこに位置する大都市スラバヤは再び重度レベルの地域(Zona hitam)に指定されました。
※KOMPAS.comより画像引用