インドネシアでのコロナウイルス感染者が7月27日の時点で10万人を超えました。
インドネシアは東南アジアの中では感染者数、死者数ともに最多を記録しています。
6月同様、7月も感染率が高く、一日あたりの感染者が1000人を下回る日はありませんでした。
インドネシア政府は、経済悪化を懸念し、多くの地域で経済・社会活動を再開させていますが、それに伴い感染者は増加しています。
インドネシアの現状
8月1日時点で、インドネシアの感染者数は109936人確認されています。
10万人を超えました。
また、死者数は5193人、回復者数は67919人確認されています。
ここ数日の感染者数を見てみると、
7月26日:1492人
7月27日:1525人
7月28日:1748人
7月29日:2381人
7月30日:1904人
7月31日:2040人
8月1日 :1560人
です。
【州別】
国内上位10州の感染者数です。(2020/8/1時点)
①東ジャワ州(ジャワ島)22324人
②ジャカルタ首都特別州(ジャワ島)21767人
③中部ジャワ州(ジャワ島)9659人
④南スラウェシ州(スラウェシ島) 9552人
⑤西ジャワ州(ジャワ島)6584人
⑥南カリマンタン州(カリマンタン島)6160人
⑦北スマトラ州(スマトラ島)3962人
⑧バリ州(バリ島とその周辺の小島)3448人
⑨南スマトラ州(スマトラ島)3427人
⑩パプア州(ニューギニア島)3087人
中部ジャワ州、南スラウェシ州の感染者が1万人に迫っています。
首都ジャカルタは7月末で終了予定だったPSBB(大規模社会制限)を再び延長させました。期限は8月13日までの予定です。
一方、バリ島では7月31日から観光客の受け入れを再開しました。バリ島は国内でも世界でも人気な観光地ですので、人の移動が活発です。ただ、感染の再拡大も懸念されます。
【県・市別】
東ジャワ州に位置する県と市の感染者の統計をみていきます。
州内上位5都市の感染者数です。(2020/7/31時点)
①スラバヤ市 8691人
②シドアルジョ県 3249人
③グレシック県 1819人
④マラン市 654人
⑤パスルアン県 628人