インドネシア国内のコロナウイルス感染者数が30万人を超えました。(2020/10/04時点)
東南アジアの中でみてみると、インドネシアはフィリピンに次いで2番目に感染者が多い国であり、死者数は依然、最多を更新しています。
まだ第一波真っただ中のインドネシア。首都ジャカルタをはじめ、コロナ抑制のための規制も行っていますが、歯止めは未だにかかっていない様子。ワクチンが早く開発されることがなによりの希望です。
インドネシアの現状
10月9日時点で、インドネシアの感染者数は32万4658人確認されています。
また、死者数は1万1677人、回復者数は24万7667人確認されています。
ここ数日の感染者数を見てみると、
10月3日:4007人
10月4日:3992人
10月5日:3622人
10月6日:4056人
10月7日:4538人
10月8日:4850人
10月2日:4094人
です。
先週に引き続きとても高い感染率です。
10月8日には一日あたりでは過去最多となる4850人の感染者が確認されました。
【州別】
国内上位10州の感染者数です。(2020/10/09時点)
①ジャカルタ首都特別州(ジャワ島) 84315人
②東ジャワ州(ジャワ島)46405人
③西ジャワ州(ジャワ島)26763人
④中部ジャワ州(ジャワ島)25673人
⑤南スラウェシ州(スラウェシ島)16399人
⑥北スマトラ州(スマトラ島 ) 11159人
⑦南カリマンタン州(カリマンタン島)10897人
⑧東カリマンタン州(カリマンタン島) 10338人
⑨バリ州(バリ島とその周辺の小島)9897人
⑩リアウ州(スマトラ島)9430人
ジャワ島に位置するジャカルタ首都特別州、東、中部、西ジャワ州の4州が上位に位置しています。
東カリマンタン州も1万人を超えました。
世界的に有名な観光地として知られているバリ島を有するバリ州もまもなく1万人を超えそうです。
【県・市別】
東ジャワ州に位置する県と市の感染者の統計をみていきます。
州内上位5都市の感染者数です。(2020/10/09時点)
①スラバヤ市 14876人
②シドアルジョ県 6678人
③グレシック県 3369人
④マラン市 1855人
⑤バニュワンギ県 1475人
東ジャワ州の死者数は依然国内最多であり、州都のスラバヤが最多の感染者をだしています。
今までパスルワン県が5番目に多い地域でしたが、10月に入り、バニュワンギ県での感染率が高くなってきています。バニュワンギ県は東ジャワ州の中で東に位置する自然豊かな地域です。