11月になりました。
インドネシアの感染者は40万人を超え、
依然、東南アジア(ASEAN諸国)の中では感染者数、死者数ともに最多です。
10月中旬に日本とインドネシアのトップ、菅首相とジョコ大統領が会談し、コロナ禍の渡航について話し合われました。看護師、介護福祉士の入国制限緩和、ビジネス関係者の短期滞在再開など徐々に渡航規制を緩和していく予定です。
両国は「戦略的パートナー」として、アフターコロナも経済連携を強めていく方向です。
※KOMPAS.comより画像引用
インドネシアの現状
11月6日時点で、インドネシアの感染者数は42万9574人確認されています。
また、死者数は1万4442人、回復者数は36万0705人確認されています。
日ごと(1日あたりの感染者数)で見ていくと、
11月1日:2696人
11月2日:2618人
11月3日:2973人
11月4日:3356人
11月5日:4065人
11月6日:3778人
です。
10月の上旬に比べて感染率は下がりましたが、
これまでに、規制を緩和したとたんに急激に感染者が増加する
といったことを何度も繰り返しているので、
政府も国民も油断してほしくないです。
【州別】
国内上位10州の感染者数です。(2020/11/06時点)
①ジャカルタ首都特別州(ジャワ島) 110083人
②東ジャワ州(ジャワ島)54080人
③西ジャワ州(ジャワ島)39138人
④中部ジャワ州(ジャワ島)36591人
⑤南スラウェシ州(スラウェシ島)18558人
⑥西スマトラ州(スマトラ島) 15656人
⑦リアウ州(スマトラ島) 15421人
⑧東カリマンタン州(カリマンタン島) 15140人
⑨北スマトラ州(スマトラ島 ) 13589人
⑩バリ州(バリ島とその周辺の小島)12113人
ジャワ島に位置するジャカルタ首都特別州、東、中部、西ジャワ州の4州が上位に位置しています。
また、ジャカルタ首都特別州は現在、一州だけで10万人を超え、二番目に多い東ジャワ州とはおよそ2倍近くの差があります。
【県・市別】
東ジャワ州に位置する県と市の感染者の統計をみていきます。
州内上位5都市の感染者数です。(2020/11/05時点)
①スラバヤ市 16186人
②シドアルジョ県 7276人
③グレシック県 3653人
④バニュワンギ県 2105人
⑤マラン市 2086人
東ジャワ州の死者数は依然国内最多であり、州都のスラバヤが最多の感染者をだしています。
バニュワンギ県がマラン市を抜いて、州内で4番目に多い地域となりました。