11月中旬。
日本では、東京、大阪、北海道を中心にまたコロナウイルスの感染が増え始め、第3波が到来しました。
これから気温も下がり、密閉空間が増え、よりコロナにかかりやすい環境になります。
また、インフルエンザの流行で、コロナと板挟みになり、医療崩壊をもたらす可能性もあります。
ここで落ち着くのではなく、よりコロナ対策を徹底する必要があります。
さて、話題をインドネシアに移します。
インドネシアでは、11月上旬に一日あたりのコロナ感染者が2000人単位に減少するなど一時減少傾向にありましたが、11月中旬に入り、再び増加しました。
13日には、一日あたりでは過去最多となる5444人が確認されました。
ワクチン開発が早く軌道に乗ることを祈るばかりです。
※KOMPAS.comより画像引用
インドネシアの現状
11月14日時点で、インドネシアの感染者数は46万3007人確認されています。
また、死者数は1万5148人、回復者数は38万8094人確認されています。
日ごと(1日あたりの感染者数)で見ていくと、
11月9日:2853人
11月10日:3779人
11月11日:3770人
11月12日:4173人
11月13日:5444人
11月14日:5272人
です。
13日に、一日あたりでは過去最多となる5444人のコロナ感染者が確認され、5000人単位が確認されることも初めてになります。
また、翌日も続いて、5000人を超える感染者が確認されています。
【州別】
国内上位10州の感染者数です。(2020/11/14時点)
①ジャカルタ首都特別州(ジャワ島) 117462人
②東ジャワ州(ジャワ島)56070人
③西ジャワ州(ジャワ島)44182人
④中部ジャワ州(ジャワ島)42372人
⑤南スラウェシ州(スラウェシ島)19260人
⑥西スマトラ州(スマトラ島) 17142人
⑦東カリマンタン州(カリマンタン島) 16807人
⑧リアウ州(スマトラ島)16446人
⑨北スマトラ州(スマトラ島 ) 14209人
⑩バリ州(バリ島とその周辺の小島)12631人
ジャワ島に位置するジャカルタ首都特別州、東、中部、西ジャワ州の4州が上位に位置しています。
また、ジャカルタ首都特別州は現在、一州だけで10万人を超え、二番目に多い東ジャワ州とはおよそ2倍近くの差があります。
【県・市別】
東ジャワ州に位置する県と市の感染者の統計をみていきます。
州内上位5都市の感染者数です。(2020/11/14時点)
①スラバヤ市 16426人
②シドアルジョ県 7372人
③グレシック県 3713人
④バニュワンギ県 2243人
⑤マラン市 2151人
東ジャワ州の死者数は依然国内最多であり、州都のスラバヤが最多の感染者をだしています。
バニュワンギ県がマラン市を抜いて、州内で4番目に多い地域となり、感染の勢いが目立っています。