11月中旬。
日本では、東京、大阪、北海道を中心に、再びコロナウイルスが猛威を振るい始め、第三波が到来しました。
GoToキャンペーンにより、県をまたぐ人の移動が増えたことが一番の原因だと言われています。
これに対して政府はどのように動くのか。
とても大事なことですが、
私たち一人一人も今までさんざん口酸っぱく言われてきている
手洗い、うがい、マスク着用、ソーシャルディスタンス
といった基本的なことをしっかりと行うことが大事ですね。。。
さて、話をインドネシアに戻します。
※KOMPAS.comより画像引用
インドネシアの現状
11月20日時点で、インドネシアの感染者数は48万8310人確認されています。
また、死者数は1万5678人、回復者数は41万0552人確認されています。
日ごと(1日あたりの感染者数)で見ていくと、
11月15日:4106人
11月16日:3535人
11月17日:3807人
11月18日:4265人
11月19日:4798人
11月20日:4792人
です。
先週13日に、一日あたりでは過去最多となる5444人のコロナ感染者が確認されました。
今週は5000人を上回る感染者は確認されませんでしたが、
今までの状況を鑑みると、いつ急激に感染者が増えてもおかしくない状況にいます。
はやく減少傾向に転じることを祈っています。
【州別】
国内上位10州の感染者数です。(2020/11/20時点)
①ジャカルタ首都特別州(ジャワ島) 124243人
②東ジャワ州(ジャワ島)58041人
③西ジャワ州(ジャワ島)47328人
④中部ジャワ州(ジャワ島)46248人
⑤南スラウェシ州(スラウェシ島)19711人
⑥リアウ州(スマトラ島)18163人
⑦西スマトラ州(スマトラ島) 18121人
⑦東カリマンタン州(カリマンタン島) 17893人
⑨北スマトラ州(スマトラ島 ) 14755人
⑩バリ州(バリ島とその周辺の小島)12918人
ジャワ島での感染者の多さが顕著に数に表れてきました。
ジャワ島に位置するジャカルタ首都特別州、東、中部、西ジャワ州の4州が上位に位置しています。
また、先週に比べてリアウ州での感染者が増加しており、スマトラ島の感染の勢いも目立ってきています。
【県・市別】
東ジャワ州に位置する県と市の感染者の統計をみていきます。
州内上位5都市の感染者数です。(2020/11/20時点)
①スラバヤ市 16547人
②シドアルジョ県 7432人
③グレシック県 3743人
④バニュワンギ県 2356人
⑤マラン市 2192人
東ジャワ州の死者数は依然国内最多であり、州都のスラバヤが最多の感染者をだしています。
バニュワンギ県がマラン市を抜いて、州内で4番目に多い地域となり、感染の勢いが目立っています。