2020年もうすぐ終わりますね。
日本では、12月25日、『コロナ変異ウイルス』が初めて確認され、
これを受けて、全世界からの外国人の新規入国を停止しました。
今までのウイルスとはどう違うのか。
予防法はあるのか。
など
コロナワクチン接種の兆しが見え始めるやいなやまた新たな課題も生まれました。
これから日本は気温も下がっていき、密閉空間も増え、コロナ感染者が増えやすい時期になっていきます。
政府が国民に対して明確な政策を打ち出すことも重要ですが、
私たちも、今まで以上に感染対策を意識して、暮らしていかなければなりませんね。
インドネシアに話を移します。
インドネシアでは、コロナ感染者数はいまだに増加傾向にあり、第一波の真っただ中です。
ジャカルタ首都特別州や西ジャワ州など多くの地域では、人の移動が活発になる年末年始に向けて、飲食店の営業時間短縮、会社への出勤率の制限など社会制限を実施することを発表しました。
インドネシアは12月上旬に中国からコロナワクチンが届き、保健相が国営製薬会社と協力して臨床試験をしています。
安全性が認められれば、すぐに国民へのワクチン接種を開始する予定です。
※KOMPAS.comより画像引用
インドネシアの現状
12月27日時点で、インドネシアの感染者数は70万6837人確認されています。
また、死者数は2万0994人、回復者数は57万6693人確認されています。
日ごと(1日あたりの感染者数)で見ていくと、
12月21日:6848人
12月22日:6347人
12月23日:7514人
12月24日:7199人
12月25日:7259人
12月26日:6740人
です。
インドネシアでは、12月27日時点でコロナ感染者数が70万人を超えました。
11月と比べても、感染率はかなり高くなっています。
【州別】
国内上位10州の感染者数です。(2020/12/27時点)
①ジャカルタ首都特別州(ジャワ島) 173929人
②東ジャワ州(ジャワ島)80010人
③西ジャワ州(ジャワ島) 78698人
④中部ジャワ州(ジャワ島) 77008人
⑤南スラウェシ州(スラウェシ島)28863人
⑥東カリマンタン州(カリマンタン島) 25770人
⑦リアウ州(スマトラ島) 24401人
⑧西スマトラ州(スマトラ島) 23063人
⑨北スマトラ州(スマトラ島 ) 17732人
⑩バンテン州(ジャワ島) 17338人
ジャワ島に位置するジャカルタ首都特別州、バンテン州、東、中部、西ジャワ州の4州が上位に位置しています。
また、リアウ州、西スマトラ州、北スマトラ州といったスマトラ島での感染の勢いも目立ってきています。
【県・市別】
東ジャワ州に位置する県と市の感染者の統計をみていきます。
州内上位5都市の感染者数です。(2020/12/27時点)
①スラバヤ市 17971人
②シドアルジョ県 7917人
③ジュンブル県 4223人
④グレシック県 4098人
⑤バニュワンギ県 3937人
東ジャワ州の死者数は依然国内最多であり、州都のスラバヤが最多の感染者をだしています。
ジュンブル県がグレシック県を抜いて、州内3位になり、感染の勢いが目立っています。ジュンブル県はマラン市よりも東に位置する地域です。