日本の人口は、1億2530万9千人であり、前年同月と比べると、75万9千人減少しています。(令和4年1月時点)
このうち、15歳未満の人口は1471万8千人で、前年同月に比べると、26万5千人減少しており、 65歳以上の人口は3621万5千人で、前年同月に比べると、16万4千人増加しています。
少子高齢化の進捗が顕著に数字に表れています。
※総務省統計局HPよりデータ引用
そして、日本の人口のうち、在留外国人の数は276万635人で、前年末に比べると12万6481人減少しています。
(令和3年12月時点)
コロナウイルスの影響による入国制限などの規制により、在留外国人の数は令和2年度より減少傾向にあります。
ただ、日本が実施している入国制限も現在(令和4年7月時点)徐々に緩和されているので、また増加に転換すると予想します。
- 在留外国人【国籍別】
- 在留外国人在籍数【都道府県別】
- 在留外国人在籍数【全国自治体別】
- 東京都在留外国人【国籍別】
- 愛知県在留外国人【国籍別】
- 大阪府在留外国人【国籍別】
- 福岡県在留外国人【国籍別】
- 京都府在留外国人【国籍別】
在留外国人【国籍別】
日本に在留している外国人を国籍別に見てみると、
①中国 71万6606人(-7.9%)
②ベトナム 43万2934人(-3.4%)
③韓国 40万9855人(−4.0%)
④フィリピン 27万6615人(-1.1%)
⑤ブラジル 20万4879人(-1.8%)
⑥ネパール 9万7109人(+1.2%)
⑦インドネシア 5万9820人(-10.5%)
⑧米国 5万4162人(-2.9%)
⑨台湾 5万1191人(-8.4%)
⑩タイ 5万324人(-5.7%)
(令和3年12月時点)
前年に比べて、
上位10か国の中でネパールのみ増加し、他の9か国は減少しています。
※法務省HPよりデータ引用
※〇の数字は順位。( )は前年末と比べた増減率
在留外国人在籍数【都道府県別】
都道府県別に「どのくらい在留外国人がいるのか」紹介します。
①東京都 53万1131人(-5.2%)
②愛知県 26万5199人(-3.1%)
③大阪府 24万6157人(-3.0%)
④神奈川県 22万7511人(−2.1%)
⑤埼玉県 19万7110人(−0.6%)
⑥千葉県 16万5356人(-2.6%)
⑦兵庫県 11万1940人(-2.5%)
⑧静岡県 9万7338人(−2.3%)
⑨福岡県 7万6234人(-6.0%)
⑩茨城県 7万1121人(-1.6%)
⑪群馬県 6万1945人(−1.3%)
⑫京都府 5万8370人(-5.4%)
⑬岐阜県 5万6697人(-4.5%)
⑭三重県 5万4295人(-3.0%)
⑮広島県 5万605人(−9.3%)
(令和3年12月時点)
※〇の数字は順位。( )は前年末と比べた増減率
上位15都府県のすべてのエリアが前年と比べて減少しています。
外国人留学生在籍数【都道府県別】
外国人が日本に来る目的として、「留学」があります。
都道府県別に『どのくらい外国人留学生がいるのか』を見ていきます。
まず、留学目的で入国した外国人は24万2444人います。
(なお、上記の数は在留資格「留学」で入国した外国人の数を表しているのではない。また、日本語教育機関に在籍する留学生も含む。)
前年同月と比べると、3万7153人減少しています。
※令和3年5月時点
①東京都 8万5191人
②大阪府 2万1783人
③福岡県 1万6537人
④京都府 1万3638人
⑤兵庫県 1万756人
⑥埼玉県 1万309人
⑦愛知県 9672人
⑧千葉県 8683人
⑨神奈川県 7215人
⑩宮城県 4231人
※独立行政法人日本学生支援機構『2021(令和3)年度外国人留学生在籍状況調査結果』よりデータ引用
「留学」に視点を置くと、福岡県、京都府、宮城県が上位に入っています。
在留外国人在籍数【全国自治体別】
自治体別(地方公共団体別)に『どのくらい在留外国人がいるのか』を見ていきます。
①川口市(埼玉県) 3万8962人
②東京都江戸川区 3万6776人
③東京都新宿区 3万6090人
④東京都足立区 3万3824人
⑤東京都江東区 3万0785人
⑥大阪市生野区 2万7264人
⑦東京都板橋区 2万6610人
⑧東京都豊島区 2万5455人
⑨東京都大田区 2万4202人
⑩東京都葛飾区 2万2293人
⑪東京都世田谷区 2万2121人
⑫東京都北区 2万1983人
⑬東京都練馬区 1万9704人
⑭船橋市(千葉県) 1万9065人
⑮豊橋市(愛知県) 1万8939人
⑯東大阪市(大阪府) 1万8861人
⑰東京都港区 1万8817人
⑱豊田市(愛知県) 1万8144人
⑲東京都荒川区 1万8110人
⑳市川市(千葉県) 1万7505人
㉑松戸市(千葉県) 1万7407人
㉒東京都中野区 1万6894人
㉓川崎市川崎区 1万6631人
(神奈川県)
㉔横浜市中区 1万6401人
(神奈川県)
㉕東京都杉並区 1万6193人
㉖東京都台東区 1万4567人
㉗横浜市鶴見区 1万3909人
(神奈川県)
㉘伊勢崎市(群馬県) 1万3810人
㉙東京都品川区 1万3349人
㉚東京都八王子市 1万3264人
※令和3年6月時点
※〇の数字は順位。上位10自治体は太字。
東京都在留外国人【国籍別】
全国で一番在留外国人が多い「東京都」に視点を置いて、国籍別に見ていきます。
①中国 20万3348人
②韓国 8万3171人
③ベトナム 3万4388 人
④フィリピン 3万2523 人
⑤ネパール 2万4482人
※「東京都の統計」よりデータ引用。
※〇の数字は順位。
※令和4年1月時点
愛知県在留外国人【国籍別】
続いて、全国で2番目に多い「愛知県」を見ていきます。
①ブラジル 5万9536人
②中国 4万6454人
③ベトナム 4万4422人
④フィリピン 3万8965人
⑤韓国・朝鮮 2万9949人
※「愛知県内の市町村における外国人住民数の状況」よりデータ引用。
※〇の数字は順位。
※令和3年6月時点
大阪府在留外国人【国籍別】
続いて、全国で3番目に多い「大阪府」を見ていきます。
①韓国 9万4447人
※朝鮮は数に含めない
②中国 6万7229人
③ベトナム 3万9184人
④フィリピン 9390人
⑤台湾 6285人
※「数字でみる大阪府の国際化」よりデータ引用。
※〇の数字は順位。
※令和2年12月時点
福岡県在留外国人【国籍別】
続いて、留学生数を見たときに、東京、大阪に次いで多かった「福岡県」を見ていきます。
※総合(都道府県別在留外国人)では9位です。
①中国 1万9593人
②ベトナム 1万9183人
③韓国・朝鮮 1万5862人
④ネパール 7455人
⑤フィリピン 5534人
※「福岡県の国際化の現状(2021年版)」よりデータ引用。
※〇の数字は順位。
※令和2年12月時点
京都府在留外国人【国籍別】
続いて、留学生数を見たときに、東京、大阪、福岡に次いで多かった「京都府」を見ていきます。
※総合(都道府県別在留外国人)では12位です。
①韓国・朝鮮 2万3809人
②中国 1万7037人
③ベトナム 6667人
④フィリピン 2410人
⑤米国 1438人
※「京都府外国人住民数(総数・国籍別)の推移」よりデータ引用。
※〇の数字は順位。
※令和2年12月時点
日本全国見れば、『中国』国籍の外国人が多いですが、
愛知県だけで見ると『ブラジル』国籍の外国人が多かったり、
大阪府だけで見ると『韓国』国籍の外国人が多かったりと、
外国人の在留する目的、各地域の取り組み方なども影響して、
『どの国籍の外国人が多いのか』変化してきます。