となりのたしまさん。

日本人なのに日本語を勉強中。20代青年による日本紹介サイト。外国人に「日本のすばらしさ」を伝えるべく「日本」ついてはもちろん、海外の情報もたくさんアップしていきます。「少子高齢化」がすすんでいる日本。外国からの労働力がますます必要になってきています。外国の方々に「日本を好きになってもらえるように」。そんなことを意識して、ぼちぼち更新していきます。今年の目標も、「変わらないこと」。そのために「変わり続けること」。みなさん楽しみましょう、今回の人生。

となりのたしまさん。

歴史ある神社建築!柳川の日吉神社を写真で紹介

今回は、福岡県柳川市坂本町にある日吉神社に行ってきました。

柳川で由緒ある神社の一つで、地元の人には「山王さん」と呼ばれ、親しまれています。 

滋賀県にある日吉大社の御分霊を祀っており、日吉神社は分祀(ぶんし)になります。

※分祀:本社と同じ祭神を、別に神社を設けてまつること。また、その神社。

 

では早速、

日吉神社を写真といっしょに紹介していきますっ!

※今回の記事にて掲載した写真は2024年8月に撮影した写真です。

 

日吉神社を写真で紹介

日吉神社の鳥居。

日吉神社の周りは一軒家が立ち並び、町の中に溶け込み、地元の人に愛されている小さな神社です。

近くに川があり、川下りの際も、日吉神社を見ることができます。

 

鳥居をくぐって右側には、太郎稲荷大明神があります。日吉神社の末社です。

 

拝殿の両側には、優しいお顔の狐さん。

太郎稲荷様は疫病除けの神様として信仰されています。

 

拝殿・本殿へと向かう参道。

両側には奉納された提灯が一直線に並んでいます。

それにしても、綺麗に整備された参道だ。

 

金毘羅神社。日吉神社の末社です。
参道途中、右側にあります。

 

金毘羅神社拝殿。

御祭神は、

大物主大神(おおものぬしのおおかみ)
市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
弁財天(べんざいてん)

の3柱を祀っています。

御神徳は、

●大物主大神 (おおものぬしのおおかみ)
国家鎮護、稲作豊穣、疫病除け、酒造り、航海安全

●市杵島姫命 (いちきしまひめのみこと)
航海安全、交通安全、富貴栄達、金運・財運向上商売繁盛

学業成就、諸芸上達、国家鎮護、病気平癒

●弁財天 (べんざいてん)
芸術・芸能上達、金運・財運向上学業成就福徳円満
縁結び、国家鎮護、立身出世勝運・武運長久

小さなお社でありながら、たくさんの御神徳があります。

日吉神社に訪れた際は、ぜひ、金毘羅神社も参拝してください!

 

金毘羅神社の横には、三猿(見ざる・言わざる・聞かざる)の像があります。

 

本殿・拝殿へ。

 

日吉神社拝殿。

御祭神は、大山咋神(おおやまくいのかみ)です。

山の神として有名な神様で、猿を神使としています。

三猿の像があったのも、納得です。

御神徳は、厄除け、家系繁栄、万福招来です。

日吉神社は、蒲池家、立花家、田中家と立花藩代々の城主の庇護を受けてきた由緒ある神社で、古くから地元の人(藩民)にも崇敬されてきました。

私が訪れた時も、地元の人が参拝しに来ている姿が多々見られました。

 

日吉神社拝殿の横を撮影。

荘厳な雰囲気を醸し出しています。

 

日吉神社幣殿。

 

日吉神社本殿。

日吉神社の拝殿・幣殿・本殿は、18世紀前半の建築と考えられており、

柳川市内で最も古い神社建築の一つとされています。

 

日吉神社本殿付近にある諸神祇社。日吉神社の末社です。

学問の神、五穀豊穣の神、家内安全の神といったたくさんの神様が祀られています。

 

日吉神社境内にどっしりと佇んでいる巨木。イヌマキの木。

樹齢は推定750年と記載されていました。

 

日吉神社への交通アクセス

日吉神社には、

駐車場(駐車スペース)がありますので、車での参拝も可能です。

駐車場付近には、柳城児童公園という公園があります。

 

電車に乗って行かれる際は、

西鉄天神大牟田線「西鉄柳川駅」が最寄り駅です。

駅から日吉神社まで約2㎞あり、徒歩約30分です。

西鉄柳川駅からバスも走っており、最寄りのバス停は「市役所前」です。

バス停から日吉神社まで徒歩約6分です。