となりのたしまさん。

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となりのたしまさん。

ジャカルタで生活する人必見!地下鉄「MRT」に乗ってみよう。

 

インドネシアの首都にして、国内最大の都市ジャカルタ

東南アジアではもちろん、世界屈指の経済都市でもあります。

日系企業や日本食レストランもたくさん進出しており、日本人駐在員も多く、東京並みに都会です。

今回はそんな大都市ジャカルタでの移動手段について紹介していきます。

 

ジャカルタの移動手段

あまり時間をかけずに移動したいという方はタクシーをおすすめします。

インドネシアで大手かつ定番のタクシー会社はブルーバード

メーターもあり、ぼったくられる心配もありません。

水色の車なので目立ちます。夜も走り回っています。

 

また、ジャカルタはGrabなどの配車サービスも充実しているので、タクシーやバイクをアプリで予約し、乗車するのも良いかと思います。現地の人もよく利用しています。

※Grabとは東南アジアで使われている大手配車アプリです。

Grabバイク。

 

ただ、

長期滞在予定でお金を節約したい方、

ローカルを楽しみたい方、などは

MRTでの移動をおすすめします。

 

MRTに乗ろう。

ジャカルタ名物「交通渋滞」。

世界的に見てもジャカルタの交通渋滞のひどさは有名で、それに伴う大気汚染もインドネシアの深刻な社会問題の1つです。

そんな問題を解決するために、2019年3月より開業されたのが

MRT(ジャカルタ都市高速鉄道)

いわゆる地下鉄です。日本の企業もMRT建設に携わっています。

乗車料金もRp3.000~Rp14.000(約26円~約121円)とかなり安いです。

(2023年1月時点)

2023年時点で、13区間(駅)開業しており、

北から

●ブンデラン駅 (Bundaran H.I.)   

●ドゥクアタス駅 (Dukuh Atas BNI)

●スティアブディ駅 (Setiabudi Astra)

●ブンドウンガン・ヒリール駅 (Bendungan Hilir)

●イストラ駅 (Istora Mandiri)

●スナヤン駅 (Senayan)

●アセアン駅 (ASEAN)   

●ブロックM駅 (Blok M) 

●ブロックA駅 (Blok A)

●ハジナウイ駅 (Haji Nawi)

●チプテラヤ駅 Cipete Raya)       

●ファトマワティ駅 (Fatmawati)

●ルバックブルス駅 (Lebak Bulus Grab)

です。

 

今後、路線の区間は北ジャカルタ市、中央ジャカルタ市、西ジャカルタ市方面へとさらに拡大し、2024年に開業する予定です。(2023年1月時点)

 

詳しくはこちらのサイトを参考に↓

Home | MRT Jakarta

 

「バスでの移動」についてはこちらをご覧ください↓↓↓

MRTの駅の雰囲気

駅の入り口はこんな感じです。(参考:ブンドウンガン・ヒリール駅 )

入り口前には警備員さんが立っています。

 

MRTの駅の入り口。パート2(参考:ドゥクアタス駅)

少しせまい入口もあります。

 

駅の入り口から階段を降りると(上る場合もある)、持ち物と身体のX線検査があります。

 

改札付近には係員のお姉さん、お兄さんがいます。

 

改札を抜け、ホームへ。ベンチもあり、警備員さんも巡回しています。

飲食禁止です。

 

駅のホームに写真のような電子時刻表があります。

平日、休日、時間帯などにより電車が来る間隔にばらつきがありますが、

だいたい5~15分の間隔で来ます。

 

時刻を前もって知りたい方はこちらをご覧ください↓

Home | MRT Jakarta

※「Jadwal」の箇所をクリックし、乗車予定の駅名を選ぶとその駅の時刻表を見ることができます。

 

ホームは広いです。

 

乗車口の上には電車が向かう方面の駅名も書かれているので、逆の方向に乗ってしまう心配もありません。

ただ、私は行きたい方向とは逆方向の電車に乗ったことがあります。何も考えず慌てて乗ったので。

みなさんは落ち着いて乗ってくださいね。

 

電車が来ました。乗りましょう。

 

MRT乗車に必要なICカードの買い方

MRTに乗る際に必要なICカードはMRTの駅で購入することができます

 

どの駅にも改札の近くに矢印で指した機械があります。

もっと近くで見てみましょう。

 

ICカードを購入したり、ICカードにお金をチャージする機械です。

現金のみ対応しています。

 

画面を見てみましょう。

ICカードを購入するので、赤色の「Pembelian tiket multi trip」の箇所を押します。

 

ここでは、ICカードにチャージする金額を選びます。

ICカード自体がRp.25.000(約216円)するので、それを差し引いた金額がチャージ金額です。

写真の白文字が支払い金額、その下の小さく書かれた水色の文字がチャージ金額です。

希望する金額を選び、現金を入れましょう。

ちなみに、「saldo」とは”残高”という意味です。

ここで、注意なのですが、くしゃくしゃのお札だと機械が反応せず、お札を紙幣投入口に入れても戻ってきてしまいます。日本の自動販売機でもよくありますよね。

なるべく、ピシッとしたお札が良いです。

 

チャージ金額を選んだ後、写真のようなICカードがでてきます。

これでMRTに乗ることができます。改札に向かいましょう。

 

カードは矢印で指した黄色の箇所にかざします。

 

ICカードにお金をチャージする

次に、ICカードにお金をチャージするやり方を紹介します。

チャージするときは水色の「Isi Ulang」の箇所を押します。

 

ICカードを写真のような白い箇所に置きます。

 

チャージする金額を選び、その分の現金を入れたらチャージ完了です。

 

「e-moneyカード」もおすすめ

先ほど紹介したICカードのほかに「e-money」といった電子マネーカードもあります。

「mandiri」「BCA」といったインドネシアの大手銀行が発行しています。

 

このカードはMRTのほか、バス、高速道路、ガソリンスタンド、駐車場、提携しているレストランやスーパーでも利用することができます。

 

ちなみに私は写真のような「mandiri」銀行のe-moneyカードを持っています。

e-moneyカード(電子マネーカード)は各銀行の窓口、MRT、バスの駅、コンビニなどで購入、チャージすることができます。

 

MRTの駅で電子マネーカード(e-moneyカード)を購入する

MRTのICカードを購入&チャージする機械とは別に

写真のような細長い青色の機械もあります。

改札の近くにある駅もあれば、

警備員さんが持ち物と身体のX線検査をしている場所の近くにある駅もあります。

 

画面を見てみましょう。

右から二番目の「右手とカード」のイラストの箇所を押します。

写真では「HABIS(無い)」と表示されていますが、

普段は「Beli Kartu(カードを買う)」と表示されています。

あまり管理されていないのか、すぐに売り切れるのかは分かりませんが、

MRTにあるこの機械はだいたいどの駅も「HABIS」と表示されています。

ただ、在庫があるカードもあるかもしれませんので、

「HABIS」と表示されてあっても、とりあえず押してみてください。

 

「Beli Kartu」の箇所を押すと、写真のような画面に変わります。

この機械では3種類のカードが売っており、

左から「mandir銀行」「BNI銀行」「DKI銀行」の電子マネーカードです。

購入できる場合は金額が表示されます。

「mandir銀行」の電子マネーカードはRp30.000(約260円)と表示されていますね。

「mandir銀行」以外は「HABIS(無い)」と表示されています。

では、一択しかないので、今回は「mandiri銀行」の電子マネーカードを選びます。

在庫があるときはお好みの銀行の電子マネーカードを選んでください。

※この記事は2023年1月時点のものです。カード金額は変更される可能性があります。

 

カードを選ぶと、写真のように「TERPILIH(選択された)」と表示されます。

そして、下に支払い方法が表示されます。「QRIS(QR決済)」もしくは「Tunai(現金)」です。

今回は「Tunai(現金)」を選びます。

※この機械はおつりが出ないので、現金を使用する場合は表示された金額とぴったりの金額を入れてください。

 

支払い方法を選ぶと、次のような画面に変わります。

今回は現金払いなので、機械の紙幣投入口に紙幣を入れてください。

 

紙幣を入れて、少し待つと、選んだカードが出てきます。受け取ってください。

Rp10.000(約86円)分がすでにチャージされています。

同じく、この機械でチャージすることもできます。

 

※この記事は2023年1月時点のものです。

 

 

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