オンラインでどのような漢字の練習ができるだろうか。
オンライン授業で使える活動例を紹介します。
準備するツールはPPT(パワーポイント)のみです。
今回は「漢字の授業」を想定し、話を進めますが、
この記事を読んで、漢字以外の授業でも活用していただけたらと思います。
では、さっそく見ていきましょう。
漢字のパーツを分解!
「漢字のパーツを分解?」「ちょっと何言っているのか分からない」
と思った方もいると思います。
今回は
PPTで漢字のパーツを分解し、それを活用して行える
漢字の活動を紹介します。
「分解するとは?」
写真をお見せします。
ここでは、漢字をパーツごとに分けるという意味です。
漢字(文字)を分解する方法
PPTで漢字を分解する方法を説明します。
写真を見ながら、ご確認ください!
①分解したい「漢字」をスライドに書く。
※写真では「週」の漢字を例として扱っています。
②フォントを「UD デジタル 教科書体 NK-B」もしくは「HGS教科書体」にする。
※文字のサイズは編集しやすいようにできるだけ大きくする。
分解後に文字を大きくする方法が分からなかったので、この時点で自分の好みのサイズにしておくことをおすすめします。
③上のバーの「図形」の箇所で「楕円」を選択。漢字の近くに配置する。
④上のバーの「図形のスタイル」で、「青」から「黒」に変更。
最初から「黒」が適用されている場合は問題ありません。
⑤マウスを左クリック長押しで、「漢字」と「楕円」を覆う。
左クリックをはなした際に「漢字」と「楕円」がしっかり選択されているか確認。
※選択しないと、上のバーに「図形の書式」という欄が表示されません。
⑥上のバーの「図形の書式」→左側にある「図形の結合」→「切り出し」の順に選択。
スライドに書いた漢字が分解されます。
分解した後の漢字は「文字」ではなく「図形」として認識されます。
どんな漢字の練習方法があるの?
PPTで漢字を分解する方法は分かったけど、
それを使って、
どんな練習方法があるの?
今から、
どんな活動ができるのか
見ていきましょう。
これを見ながら、皆さんも「どんな活動ができそうか」考えてみてください!
活動例①
漢字の読みとパーツを少しだけ見せて、漢字を完成させる練習。
アニメーションも使い、覚えてほしいパーツを後から表示させます!
活動例②
パーツの選択問題
読みと部首を見せ、残りのパーツを選ぶ練習。
活動例③
間違い探し
漢字の間違いを探す練習。
※分解した漢字はパーツ別になるので、要らないパーツを削除できて便利です。
活動例①②③ともに
漢字の読みと形を一致して理解しているかを確認する練習です。
この他にも「どんな活動ができるのか」
皆さんのアイディア、意見もお聞きしたいです。
今回は
オンライン授業でできるPPTの小技を使った漢字の活動について紹介しました。
教育分野に携わる方々に少しでもお役に立てたら幸いです。
今回も見ていただき、ありがとうございました!!!
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