となりのたしまさん。

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となりのたしまさん。

物語を順番に正しく並べよう!日本語を読む活動・授業で使えるグループアクティビティ

 

みなさん、こんにちは!

今回は、

日本語を読む活動・授業で使えるアクティビティを紹介します。

日本で日本語を勉強する留学生、

日本で働く技能実習生、など

日本語学習者の日本語能力のレベルにも合わせて行うことができるので、

汎用性が高いアクティビティだと思います。

 

それでは、早速紹介していきます。

 

楽しく学ぼう!日本語を読む活動・授業で使えるアクティビティ

今回、紹介するのは、

グループで協力し、物語を順番に正しく並べるアクティビティです。

段階的に内容を理解する力を強化することを目的に行います。

※写真は授業時の様子

グループに分かれて行う!

私は、学習者2~4人を1グループとして、複数グループに分け、行っていました。

日本語能力が高い人、普通の人、あまり高くない人といったようにバランスよく、グループを作っていました。

ただ、日本語があまり高くない人は、あまり自分でしっかり読んで考えようとせず、日本語能力が高い人に頼ってしまう様子も見受けられたため、同じぐらいのレベルの人で固めても良いと思いました。

また、少人数クラスであれば、グループを作らず、一人ずつやらせても良いかもしれません。

アクティビティの事前準備

事前準備の流れとしましては、

①日本語学習者のレベルに合った物語を選ぶ。
②物語をグループ分印刷する。
③ページ数が書かれた箇所を切る。
④印刷した物語をシャッフルする。
 
①の箇所ですが、
「えっ?どのサイトから選んで印刷するの?」
といった疑問を持たれている方もいると思います。
私のおすすめのサイトを紹介します↓↓↓
にほんごたどくです。
7段階のレベルに分かれており、日本語学習者の日本語能力に応じて、物語を選ぶことができます。

レベル分けの目安 – にほんごたどく

※「にほんごたどく」より画像引用。

無料で使用できる物語は、サイト上部の「本をさがす」をクリック。

 

 ※「にほんごたどく」より画像引用。

そして、「無料の読みもの」をクリック。

 

音声もあるので、「聞く活動」などと組み合わせて授業をすることもできます。
また、授業での使用についてですが、サイトにて「ご自由にお使いいただけます。」と明記されています。
 

②の箇所ですが、
A5サイズが文字が見やすく良いかもしれません。
(写真参考)
A4サイズに2ページ分印刷し、はさみやカッターなどで切ります。
 

③の箇所ですが、
ページ数があると、答えが分かるので、紙の下部を1センチほど切ります。
 
最後に、紙をシャッフルして、順番をくずし、準備完了です。
※教師用(自分用)に別途、物語をPDFで印刷しておくと便利です。

さぁ、アクティビティを始めよう!

授業は50分を想定しています。

まず、授業の説明を行い、グループを複数作ります。

次に、シャッフル済みの物語を各グループに渡し、スタートです。

物語の読解時間ですが、私はいつも制限時間は20分とし、

学習者の様子を見ながら、時間を短縮したり、延長したりしていました。

授業で使えるタイマーのツールですが、わたしはいつもGoogleのタイマーを使用しています。プロジェクターで教室前のスクリーンに映していました。

Googleで「タイマー」と検索すると、すぐにでてきます↓↓↓

授業の様子

この写真を撮ったときは、3グループで行いました。

写真に写っているのは、日本で働く予定の技能実習生で、日本語能力はJLPTN5レベルです。

 

使用した物語は、レベル1の「ピーターラビットのお話」です。

 

少し遊び要素があるからなのか、皆、楽しそうに取り組んでくれます。

 

いろいろな国籍の学習者がいる場合は、同じ国籍で固めず、国際色豊かなチームに編成します。

ちなみに、写真は赤い矢印がベトナム人、青い矢印がインドネシア人です。

頑張って共通語の日本語を使い、コミュニケーションをとっていました。

 

制限時間になったら、答え合わせです。

私の場合はプロジェクターでスクリーンに物語のPDFを映し、学習者が並べた順番と正しいか確認していました。

その際、授業の時間に余裕があれば、グループ毎に一人ずつ読ませていました。

物語の文中に、覚えてほしい文法・表現があった際は、都度意味や使い方を確認するのも良いですね。

 

はいっ。

今回は、

日本語を読む活動・授業で使える一つのアクティビティ案として、

グループで物語を順番に正しく並べる活動を紹介しました。

少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

今回もご覧いただき、ありがとうございました!

 

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