9時に起床。
ジャカルタで迎えた朝。
今回のインドネシアの旅の最後の朝。
本日、夜の飛行機で帰り、翌日の朝に日本に到着予定だ。
”非日常”を味わうって何か良い。
普段とは、見慣れない土地。
普段会わない人々。
普段聞かないような音。
などなど。
非日常を感じることによって、
日常の素晴らしさに気づくこともある。
何を言っているんだ。
インドネシアの旅。
今回の記事が旅日記シリーズ最後の記事になります。
朝起きて、
昨晩買ったパンを食べ、チョコレートミルクをちょびちょび飲む。
天気は晴天。
本日、日本へと戻る。
ただ、フライトは夜中で、
18時頃空港に出発する予定なので、だいぶ時間がある。
時間があればどこかのタイミングで書店に寄り、
インドネシア語の漫画を買いたいなと思っていた。
2022年~2023年にインドネシアで働いていた際に、
鬼滅の刃(インドネシア語版)を集めており、12巻まで持っていた。
前回から一年以上歳月が経っているので、巻数もかなり進んでいるにちがいない。
余談で、
『鬼滅の刃 無限城編』の公開日がついに決まった。7月が本当に楽しみだ。
チェックアウトの12:00まで部屋でのんびり過ごした。
時間になったら1階の受付に向かい、チェックアウトし、荷物は預かってもらった。
まずはインドネシアの通貨ルピアを両替するために、バスで両替所があるモールへと向かった。
両替所には、前にも訪れました↓↓↓
ホテル近くのバス停からバスに乗った。
バスには乗客はそんなに乗っていなかった。のんびりと進んだ。
40分後、無事にモール(ブロックMプラザ)近くのバス停に到着し、
モールの入り口をくぐり、真っ先に両替所へ。
レートは前回行ったときよりも良かった。
時間は14時。
お腹もちょっと空いてきたので、両替後は、モール内にあるインドネシア料理屋さんに入った。
もうこの旅ではお馴染みのバクソーを注文し、美味しくいただいた。
ついでにコーヒーも。
このレストランはキャッシュレス対応だった。現代的である。
まだ現金派のアナログ人間である私は早く慣れなければいけない。
結局は持ち合わせていたクレジットカードでお支払いした。
食後は、どこにも立ち寄らず、モールを出てバス停へ行き、
次なる目的地、本屋へと向かった。
Googleマップで調べると、
ホテルに戻る途中に書店『グラメディア』があったので、都合が良いと思い、
そこに行くことにした。
『グラメディア』はインドネシア大手の書店で
日本で言うところの『紀伊國屋』や『ジュンク堂』である。
詳しくはこちらをご覧ください↓↓↓
書店近くのバス停はちょっと危ないところにある。笑
ながらスマホしながら横断歩道を渡ったら、大けがもしくはあの世行きだ。
ご用心。
グラメディアに入る。
1階には、書籍の他に雑貨や日用品も置いてある。
未だに終わりが感じられない漫画『ワンピース』。
私も子供のときからずっと読んでいる大好きな漫画だ。
インドネシアの方々も大好きらしい。
鬼滅の刃も22巻まで発売されていた。
小説コーナーには、『鏡の孤城』が。
私も読んだが、めっちゃ良い話だった。
多感な時期の中学生、高校生に読んでもらいたい本だ。
一通り、書店の中をまわった後、
鬼滅の刃、それから気になった本を何冊か手に取り、レジへ。
書店って、なんか良い。落ち着く場所だ。
自分だけでしょうか。
本を購入した後は、再びバス停に行き、ホテルへ。
グラメディアからホテルまではそんなに離れておらず、17時にはホテルに到着した。
受付のスタッフから預かっていた荷物をもらい、ロビーで少し荷物を整理。
良い感じに荷物を整理整頓でき、
時間も予定した通り18時近くなったので、グラブを呼んだ。
いざ、空港へ。
グラブの運転手さんから
「フライトは何時?」と尋ねられたので、
「夜の1時です。だからゆっくりで大丈夫ですよ」
と返す。
空港へ向かうお客さんを乗せた場合、
フライト時間も気にしないといけないから運転手さんも大変だ。
「お客さんは旅行してたの?」
「はい、東ジャワ州に行ってました」
「東ジャワ?いい場所だね」
運転手さんとのやりとりを通じて、今回の旅を少し思い出す。
本当に楽しい旅だった。
ホテルを出て、一時間後、渋滞にはまることもなく、無事に空港に到着した。
フライトのチェックイン時間まではまだ時間があったので、
まずは夜ご飯を食べることにした。
空港内をうろちょろしていると『吉野家』が目に入った。
『牛丼でもいいか』
インドネシアでの最後のごはんが日本食なのもどうかと思うが、
口はすでに牛丼の口になっていた。
異国の地で日本食を食べるたびに毎回、
『世界で一番美味しいのはやっぱり日本食だな』
と感じる。
(前の記事にも書いたような気が...)
ただ、他の国の人も同じ感覚なのかなとも思う。
仕事の関係で、インドネシアやベトナムの技能実習生と接する機会があるのだが、
「どの国の料理が一番好き?」
「日本とインドネシア(ベトナム)の料理はどっちが美味しい?」
などと質問すると、
ほとんどの人が自国の料理を選ぶ。
幼いころから慣れ親しんでいる料理の味が染みついて、愛着があるのかもしれない。
特盛牛丼だったが、お腹が空いていたこともあってか、すぐに完食。
その後、30分ぐらいはアイスティーをゆっくり飲みながら、店内でのんびりした。
食後、すでに20時はまわっていたが、チェックイン時間はまだなようで、
カウンター近くの長椅子で、くつろいだ。
しばらく経つと、カウンター前に列ができ始めたので、自分も並ぶことにした。
列に並んで一時間経過後、自分の番がやっとまわってきて、チェックインを済ます。
航空券をもらった後は、すぐに保安検査場へと向かった。
海外の保安検査場は何も怪しい物は持っていないのに、変に緊張してしまう。
共感してくれる人もいるに違いない。笑
無事に通過し、出国検査へ。
最近の出国検査は、人ではなく、機械にパスポートをかざし、検査する空港が多い。
スカルノハッタ国際空港もその一つだ。便利な世の中になったものだ。
出国審査通過後は、搭乗口付近の椅子に座り、フライト時間までゆっくりした。
帰りも行きと同様、フィリピン(マニラ)を経由して、日本へと帰る。
トランジット時間はフィリピンのラウンジで過ごす予定だ。
インドネシアの旅が終わった。
また行ってみたい場所もでき、2025年にも行けたらなと思う。
~おわり~
「今回の旅」を計画したのは、インドネシアへ渡航する2か月前だった。
このタイミングで行けるな、と思った。
このタイミングしかないな、とも思った。
何をしても、何もしなくても時間は過ぎていく。
意外にも歳をとるのは早い。
「明日やろう、今度やろう」を繰り返していないか。
仕事を言い訳にしたいことを我慢していないか。
過ぎていく日々に鈍感になっていないか。
いつも考えるようにしている。
自分が年老いたときに、自分の人生を振り返って、
「あの頃、こうしてよけばよかったなぁ」と
後悔はしたくないと思った。
「インドネシアの旅」についての記事をご覧いただきありがとうございました。
旅日記は意外にもアクセス数も多く、何人かの方には読んだ感想もいただきました。
全部で19記事書くことができました。
またどこかに長期で出かけることがあれば、旅日記を書こうと思います。
楽しみましょう、今回の人生。