となりのたしまさん。

日本人なのに日本語を勉強中。20代青年による日本紹介サイト。外国人に「日本のすばらしさ」を伝えるべく「日本」ついてはもちろん、海外の情報もたくさんアップしていきます。「少子高齢化」がすすんでいる日本。外国からの労働力がますます必要になってきています。外国の方々に「日本を好きになってもらえるように」。そんなことを意識して、ぼちぼち更新していきます。今年の目標も、「変わらないこと」。そのために「変わり続けること」。みなさん楽しみましょう、今回の人生。

となりのたしまさん。

覚えておくと役に立つ!日常でついつい使ってしまう重複表現【日本語のプチ知識】

 

まず最初に?

不快感を感じる?

犯罪を犯す?

 

あなたがよく使うその表現、

あなたがよく聞くその表現、

正しいですか。

 

冒頭に挙げた表現は重複表現です。

同じ意味合いを持つ言葉を二回使っており、適切な使い方ではありません。

 

今回は、

日常でついつい使ってしまう重複表現」を紹介していきます。

文章を書くときや人と話すときにきっと役に立ちます!

また、「私も気づかず言っていた」「正しい使い方はこうなのか」などと

皆さんの新たな発見につながってくれたら嬉しいです。

 

それでは、どうぞ。

 

第一日目

正しくは

第一日もしくは一日目

「第」と「目」は物事の順序を表す同じ意味の言葉。

 

一日

 

まず最初に

正しくは

最初に

「まず」と「最初に」は同じ意味の言葉。

「まず最初に」と言うほうがリズム感が良いので、言ってしまいがちですが、厳密には間違い。

 

まず最初に

 

まだ未定

正しくは

未定

「未定」は「まだ決まっていないこと」「まだ確定していないこと」という意味であり、すでに「まだ」という意味が含まれています。

 

まだ未定

 

およそ10分ほど

正しくは

およそ10分もしくは10分ほど

「およそ」と「ほど」は同じ意味の言葉。

 

およそ10分ほど

 

炎天下のもと

正しくは

炎天下

真夏の焼けるように暑い日のことを「炎天」と言います。

これに「下」を加え「炎天下」とすれば、

「焼けつくような天気のもと」という意味になるので、

わざわざ「のもと」をつける必要はありません。

 

「炎天下のもと

 

沿岸沿い

正しくは

沿岸

漢字を見てわかる通り、

「岸に沿った部分」を「沿岸」と言うので、「沿い」をつけるのは不要。

 

沿岸沿い

 

不快感を感じる

正しくは

不快感を抱く

「不快感」は「不愉快に思う気持ち」「快適でない感じ」のこと。

「感じる」と重ねるのは重複表現になります。

ここでは、「抱く」を使うのが適切。

 

「不快感じる

 

後遺症が残る

正しくは

後遺症が出る

「後遺症」は「病気やけがが治っても残る症状」のことで、すでに「残る」という意味を含んでいます。

ここでは、「出る」を使うのが適切。

 

後遺症残る

 

加工を加える

正しくは

加工する

「加工」は原料に手を加えて新しいものを作ること。

すでに「加える」という意味を含んでいます。

 

加工加える

 

火事を鎮火する

正しくは

鎮火する

「鎮火」は火事が消えること。

ですので、わざわざ「火事を」をつける必要はありません。

 

火事鎮火する

 

被害をこうむる

正しくは

損害をこうむる

「被害」には「損害を受ける(こうむる)」という意味があるので、

「こうむる」をつけると意味が重複してしまいます。

※被害=損害をこうむる

 

被害こうむる

 

犯罪を犯す

正しくは

罪を犯す

「犯罪」には「罪を犯す」という意味があるので、

「犯す」をつけると意味が重複してしまいます。

※犯罪=罪を犯す

 

犯罪犯す

 

過半数を超える

正しくは

過半数に達する

「過半数」は全体の半数以上の数のこと。

すでに「半分を超える」という意味があるので、

「を超える」をつけると意味が重複してしまいます。

 

過半数超える

 

各位殿

正しくは

各位

「各位」は大勢に対して、その一人一人を敬って言う言葉。

「位」にすでに敬意が込められているので、「殿」をつける必要はありません。

 

「各位殿

 

従来から

正しくは

従来

「従来」は「以前から今まで」という意味です。

すでに「~から」という意味が含まれているので、「から」をつける必要はありません。

 

従来から

 

捺印を押す

正しくは

捺印する

「印鑑を押す(捺す)」ことを「捺印」と言います。

すでに「押す」という意味が含まれているので、「押す」をつける必要はありません。

 

「捺印押す」

 

最後の追い込みをかける

正しくは

追い込みをかける

「追い込み」自体が「最後に一段と力を入れる」という意味ですので、

「最後の」をつける必要はありません。

 

最後の追い込みをかける」

 

辞意の意向を表明する

正しくは

辞意を表明する

「辞意」は辞退、辞職したいという気持ちのことであり、

すでに「気持ち」が入っているので、「意向」は必要ありません。

「辞任の意向を表明する」なら適切。

 

辞意意向を表明する」

 

平均アベレージ

正しくは

アベレージ

「アベレージ」は「平均」という意味。

重複するので「平均アベレージ」とは言いません。

 

平均アベレージ

 

思いがけないハプニング

正しくは

ハプニング

「ハプニング」とは「思いがけない出来事」のこと。

重複するので「思いがけないハプニング」とは言いません。

 

思いがけないハプニング

 

みなさんどうでしたか。

ついつい使ってしまっていた表現はありましたか。

今回は20個の重複表現を紹介しました。

日本語の語彙は数えきれないほどあります。まだまだたくさん重複表現もあるはず。

 

今回挙げた表現の正しい使い方を覚えておくと、

ブログやビジネスメールなど何か文章を書くときや

友だちと雑談するとき、上司や取引先と話すときなど

いつか役に立つ日がきっと来るはずです。

 

今回もご覧いただきありがとうございました。

 

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『間違えて覚えてしまっているかも!?日本語独特の表現「慣用句」について。』

www.yutonsmaile.com

 

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