8月ももう終わりますね。
日本では安倍首相が辞任を表明し、また新たなリーダーのもとコロナとの共生が始まります。次の首相は誰になるのでしょうか。
インドネシアに視点を移します。
日本は第二波の真っただ中にいますが、インドネシアはまだ第一波の真っただ中。
世界第四位の人口を抱える国ですので、人の移動も活発であり、なかなか歯止めがかからない状態にいます。
東南アジアの中で見ると、インドネシアはフィリピンに次いでコロナ感染者が多い国であり、死者数は依然最多を記録しています。
※KOMPAS.comより画像引用
インドネシアの現状
8月30日時点で、インドネシアの感染者数は172053人確認されています。
また、死者数は7343人、回復者数は124185人確認されています。
ここ数日の感染者数を見てみると、
8月24日:1877人
8月25日:2477人
8月26日:2306人
8月27日:2719人
8月28日:3003人
8月29日:3308人
8月30日:2858人
です。
先週より高い感染率です。
8月28日には、はじめて3000人単位の感染者が確認され、一日あたりでは過去最多となりました。
さらに、翌日の29日。3308人の感染者が確認され、たった一日で過去最多を更新しました。
コロナウイルスの勢いがますます猛威を振るっています。なるべく早く第一波を抑制できることを祈ります。
【州別】
国内上位10州の感染者数です。(2020/8/30時点)
①ジャカルタ首都特別州(ジャワ島)39037人
②東ジャワ州(ジャワ島)33220人
③中部ジャワ州(ジャワ島)13785人
④南スラウェシ州(スラウェシ島)11870人
⑤西ジャワ州(ジャワ島)10918人
⑥南カリマンタン州(カリマンタン島)8256人
⑦北スマトラ州(スマトラ島)6769人
⑧バリ州(バリ島とその周辺の小島)5078人
⑨南スマトラ州(スマトラ島)4401人
⑩東カリマンタン州(カリマンタン島)4120人
依然、ジャカルタ首都特別州が最多です。同じ島内の西ジャワ州の感染者も1万人を超えました。
バリ島では、9月11日から外国人観光客受け入れを再開する予定でしたが、依然歯止めがかかっていない現在の状況を考慮して、受け入れを延期することに決定しました。少なくとも年内は受け入れない予定です。
【県・市別】
東ジャワ州に位置する県と市の感染者の統計をみていきます。
州内上位5都市の感染者数です。(2020/8/29時点)
①スラバヤ市 11951人
②シドアルジョ県 4964人
③グレシック県 2614人
④マラン市 1219人
⑤パスルアン県 982人
依然、州都のスラバヤが最多となっています。