東南アジアの中では、感染者数、死者数ともにトップのインドネシア。
感染者の増加に歯止めがかかっていません。
今年もあと残すところ2か月。
ワクチンが早く開発されるのを祈るばかりです。
日本の菅首相は10月中旬にインドネシアへ外遊。首相就任後、初の外遊先です。
米中対立が深まる中、アフターコロナを見据えてASEAN諸国との連携を強化する狙いがあるとされています。
また、両国コロナ禍ではありますが、看護師、介護福祉士の入国制限緩和、ビジネス関係者の短期滞在再開など徐々に渡航規制も緩和する予定です。
日本とインドネシアは歴史的にも関係が深い国。
コロナが落ち着いた後も、強い結びつきでアジアを引っ張っていってほしいです!
※KOMPAS.comより画像引用
インドネシアの現状
10月30日時点で、インドネシアの感染者数は40万6945人確認されています。
また、死者数は1万3782人、回復者数は33万4295人確認されています。
国内の感染者数が40万人を超えました。
30日に確認された感染者は2897人。
1日の感染者が3000人を下回るのは久しぶりです。
【州別】
国内上位10州の感染者数です。(2020/10/30時点)
①ジャカルタ首都特別州(ジャワ島) 104847人
②東ジャワ州(ジャワ島)52242人
③西ジャワ州(ジャワ島)35927人
④中部ジャワ州(ジャワ島)33295人
⑤南スラウェシ州(スラウェシ島)18339人
⑥リアウ州(スマトラ島) 14672人
⑦西スマトラ州(スマトラ島) 14285人
⑧東カリマンタン州(カリマンタン島) 13975人
⑨北スマトラ州(スマトラ島 ) 13014人
⑩南カリマンタン州(カリマンタン島)11808人
ジャワ島に位置するジャカルタ首都特別州、東、中部、西ジャワ州の4州が上位に位置しています。また、ジャカルタ首都特別州、一州だけで10万人を超えました。
リアウ州、西スマトラ州の感染者数が上位に上がり、スマトラ島での感染者増加が目立ってきています。
【県・市別】
東ジャワ州に位置する県と市の感染者の統計をみていきます。
州内上位5都市の感染者数です。(2020/10/30時点)
①スラバヤ市 15889人
②シドアルジョ県 7180人
③グレシック県 3593人
④マラン市 2028人
⑤バニュワンギ県 1911人
東ジャワ州の死者数は依然国内最多であり、州都のスラバヤが最多の感染者をだしています。