となりのたしまさん。

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となりのたしまさん。

ロカールな移動を楽しむ!ジャカルタで「バス」に乗ってみよう。

 

今回の記事は

この記事の続きになります。

 

正直、ジャカルタで生活するにおいて

MRTの乗り方を知っていれば、もう十分です

 

ただ、

よりローカルを楽しみたい方、

移動範囲を広めたい方、

遠くまで安く行きたい方、などは

バスに乗るという手もあります。

 

今回は「MRTの乗り方」に引き続き、

ジャカルタでのバスの乗り方について紹介します。

 

バスに乗ろう。

現在、南北しか移動できないMRTと違って(2023年時点)、

バスは広範囲で移動でき、

乗車料金も途中下車しない限り、どこまで行っても一律Rp3.500(約30円)です。

朝(5:00~7:00)はRp2.000(約17円)です。

(2023年1月時点)

バス移動はローカルな移動手段なので、

はじめは「えっ、今どこにいるの?」といったように

土地勘がないと少し難しいですが、何回も乗るうちに慣れてきます。

また、Googleマップの機能を使えば、慌てふためくことなく乗ることができます。

(後ほど紹介します)

 

バスの種類

ジャカルタのバスは大きく分けて2種類あります。

(観光バスなどは含めない)

BRTバス

Non-BRTバスです。

 

まず、BRTとは「Bus Rapid Transit」の略で、

日本語で「バス高速輸送システム」という意味です。

トランスジャカルタ(Transjakarta)とも呼びます。

 

では、まず、BRTバスを紹介します。

 

BRTバス専用のレーンがあり、一般の車やバイクが走る道路とブロックで分けられています。

レーンは道路中央部にあります。

 

写真のように専用レーンを走るので、

渋滞を回避することができ、スムーズに移動することができます。

赤い矢印で指したバスはNon-BRTバスです。渋滞にはまっています。

※路線によっては、BRTバスも一般の車やバイクと同じ道路を走る場合があります。

 

バス停も中央にあり、

BRTバスの利用者は歩道橋を渡って、バス停に行かなければなりません。

そこが少し面倒ですね。

 

次に、Non-BRTバスです。

名前のとおり、「Non」がつくことから、

「BRTじゃないバス」、

一般道路を走る普通のバスです。

 

Non-BRTバスは一般道路を走るので、

渋滞にはまる可能性が大いにあります。

ですので、

「バス乗車までの待機時間が長い」といったデメリットがあります。

また、日本のバスのように決まった時刻表がありません。

GoogleMapの機能を使えば、何分間隔で来るというのはだいたい分かりますが、

正確には決まっていないので、

待つのが苦手な方、

タイトなスケジュールがある方、

時間に余裕がない方、

にはおすすめしません。

 

BRTバス/Non-BRTバスの乗車に必要な電子マネーカードの買い方

バスに乗る際は、電子マネーカードが必要です。

カードはMRTの駅、BRTのバス停、コンビニ、銀行で購入することができます。

「MRTの駅での購入」についてはこちらの記事で紹介しています↓

「e-moneyカード」もおすすめ

 

今回は、BRTのバス停での電子マネーカードの買い方を紹介します。

 

BRTのバス停の改札前には、写真のような青い機械があります。
この機械で電子マネーカードを購入します。

 

画面を見ていきましょう。

一番右のBeli Kartu(カードを購入)を選びます。

 

この駅では、左から「BNI銀行」「BCA銀行」の電子マネーカードが販売してあります。

購入できる場合は金額が表示されます。

今回は、BNI銀行の電子マネーカードしかなかったので、これを選びます。

BNI銀行の電子マネーカードはRp40.000(約347円)で、うちRp15.000分(約130円)がすでにチャージされています。

他は「HABIS(ない)」と表示されています。

私もよくこの機械を使いますが、全種類のカードの在庫があるときを見たことがありません。

だいたい全部ないか、写真のように一種類だけあるか、どちらかです。

 

カードを選ぶと、写真のように「TERPILIH(選択された)」と表示されます。

そして、下に支払い方法が表示されます。「QRIS(QR決済)」もしくは「Tunai(現金)」です。

今回は「Tunai(現金)」を選びます。

※この機械はおつりが出ないので、現金を使用する場合は表示された金額とぴったりの金額を入れてください。

 

支払い方法を選ぶと、写真のような画面に変わります。

今回は現金払いなので、機械の紙幣投入口に紙幣を入れてください。

 

紙幣を入れて、少し待つと、カードが出てきます。受け取ってください。

これでバスに乗れます!

 

電子マネーカードにチャージする方法&残高確認方法

続いて、電子マネーカードにお金をチャージする方法

カードに入っているお金(残高)を確認する方法を紹介します。

使用する機械は電子マネーカードを購入した機械と同じです。

 

●チャージ方法

チャージする場合は真ん中のTopup/Isi Saldo(チャージする)を選びます。

 

ちなみに、

画面の下に機械が対応している電子マネーカードのイラストがあり、

「AKTIF(有効)」と表示されているカードがチャージできます。

 

機械の下にカードを置くところがあるので、

写真のようにチャージするカードを置いてください。

 

「Topup/Isi Saldo」を選ぶと、写真のような画面に変わります。

チャージ金額を

「Rp10.000」「Rp20.000」「Rp50.000」「Rp100.000」の中から選びます。

おつりは出てこないので、ぴったりの金額を入れてください。

 

チャージする金額を選ぶと、下に支払い方法が表示されます。

「QRIS(QR決済)」もしくは「Tunai(現金)」です。

今回は「Tunai(現金)」を選びます。

 

支払い方法を選ぶと、写真のような画面に変わります。

今回は現金払いなので、機械の紙幣投入口に紙幣を入れてください。

「Nilai Topup」はチャージ金額、「Biaya Admin」は手数料です。

今回はRp50.000を選んだので、手数料を引いたRp48.500分がチャージされます。

 

紙幣を入れて、少し待つと、チャージされます。

 

●残高確認方法

チャージ残高を確認する場合は、

一番左のCek/Update Saldo(残高確認)を選びます。

 

チャージしたときと同じように、残高確認したいカードを置いてください。

 

「Cek/Update Saldo」を選ぶと、写真のような画面に変わります。

「Saldo kartu Anda(あなたのカードの残高)」の箇所に残高が表示されます。

 

残高確認が終わったら、忘れずにカードを取りましょう。

 

※この記事は2023年1月時点のものです。

BRTバス&バス停の乗り方と雰囲気

BRTバスのバス停です。行ってみましょう。

(参考:カレットスディルマン駅)

 

歩道橋を渡ります。

BRTバスのデメリットは

中央にあるバス停に行くのに時間がかかることです。

 

改札を通ります。電子マネーカードのご準備を。

 

写真のようにカードをかざします。

 

駅によって雰囲気は異なりますがだいたいこんな感じです。

 

BRTバスの駅は電子掲示板があり、

駅に来るバスの系統番号、行き先などがチェックできます。

 

バスの正確な到着時間は決まっていませんが、

「何分後に到着するのか」は分かります。「Estimasi」の箇所を見てください。

 

ホームとバスの間に隙間があるので、

乗るときまた降りるときは気をつけてください。

 

目的の駅に着いたら、

同様に改札で電子マネーカードをかざし、出てください。

 

BRTバスであっても、路線によってはNon-BRTバスの駅で降りる場合もあります。

その場合、BRTバスは高床式なので、横のドアからは出られません。

矢印で指したように、バス前方の運転手さんがいるところから出ます。

Non-BRTバスの駅は改札がないので、電子マネーカードをスタッフさんに渡して、支払いをしてください。

 

Non-BRTバス&バス停の乗り方と雰囲気

Non-BRTバスのバス停です。歩道沿いにあります。

 

掲示板にはバス停の名前、路線などが記載されています。

 

写真のような標識があるところにもバスがきます。

ベンチや屋根はありませんが。。。おもしろいですね。

 

バスが来たら、路線の系統番号、行き先を確認しましょう。

 

インドネシアのバスは前の扉から乗ります。

 

 

バスに乗ったら、写真のようなカードをタップする機械があるので、

自分の電子マネーカードをかざしてください。

緑色に光ると、支払い成功です。

 

赤色に光ると、エラーです。

 

バス内から見る風景です。

 

バス中央部にもタップする機械があります。

降りるときはこの機械を使いましょう。

 

バスがバス停に止まってから、カードをかざしても良いと思いますが、

現地の人のほとんどは、

下車するバス停の近くまで来たら、かざしているので、

(そのような光景をよく目にします)

同じように早めにカードをかざして支払うのが良いかと思います。

 

バスに乗るときに役立つ「Googleマップ」の機能

当記事上記にて、

バスについて、バスの乗り方についてお伝えしましたが、

「どのバスに乗るのか/乗ればいいのか」も肝心ですよね。

 

乗るバスを調べるために、私がよく使うのがGoogle マップです。

Google マップの機能を使えば、

自分が乗るバスの路線の系統番号、行き先、乗車するバス停、下車するバス停がすぐに分かります。

ちょっと見てみましょう。

 

まず、Googleマップで、行きたい場所(目的地)を検索します。

写真では、ジャカルタで有名なモール「Plaza Indonesia」を検索しました。

行きたい場所を選んだら、

赤い矢印で指した「ルート・乗換」の箇所を押してください。

 

次に、出発地を「現在地」に設定し、

赤い矢印で指した「公共交通機関(のマーク)」を選んでください。

選ぶと、写真のように

公共交通機関を利用した目的への行き方が表示されます。

おすすめの行き方が上位に表示されます。

写真の場合、

現在地から一番近いバス停は「Karet」で、

乗るバスは系統番号「1」のバスと分かります。

次に、「詳細」を押してください。

 

詳細を押すと、写真のような画面に変わります。

写真では、行き先が「Kali Besar Baret」という場所で、

「Karet」で乗車して、「Bundaran HI」で下車するということが分かります。

 

このように、事前にGoogleマップの機能を使い、

バスの系統番号、行き先、乗車するバス停、下車するバス停を事前に調べておくことで、

バス停に着いて慌てることなく、乗ることができます。

簡単ではありますが、プチ情報として紹介しました。

 

※この記事は2023年1月時点のものです。

 

「インドネシアの行政区画」についてはこちらの記事をご覧ください↓

www.yutonsmaile.com