「あちらこちらに外国人」
都市部はもちろんのこと、郊外にでても、あちこちに外国人の姿を見かけるようになりました。
世界中で騒がれている「移民問題」、在留外国人に向けての「日本語教育」、日本人の「英語力」。
日本がついに他人事ではなく、外国人との「共生」に向けて真剣に取り組まなければならないときがおとずれました。
「令和」はまさに、世界から「日本」の国際化・多様化が注目される、そんな時代になると思います。
「日本で暮らす外国人」
日本人は減っているけど、外国人は増えている。
日本の人口は、1億2613万1千人おり、前年同月と比べると、28万5千人減少しています。(令和元年9月時点)
※総務省統計局HPより
そのうち在留外国人の数は、282万9416人おり、前年と比べると、9万8323人増加しています。(令和元年6月時点)
※法務省HPより
日本の人口に占める在留外国人の割合は、約2.2%で、50人に1人は外国人ということになります。
国籍別にみると、
①中国 78万6241人(+2.8%増加)
②韓国 45万1543人(+0.4%増加)
③ベトナム 37万1755人(+12.4%増加)
④フィリピン 27万7409人(+2.3%増加)
⑤ブラジル 20万6886人(+2.5%増加)
⑥ネパール 9万2804人(+4.3%増加)
⑦台湾 6万1960人(+2.1%増加)
⑧インドネシア 6万1051人(+8.4%増加)
⑨米国 5万8484人(+1.7%増加)
⑩タイ 5万3713人(+2.7%増加)
※法務省HPより
※〇の数字は順位。()は前年末と比べた増減率
日本で「働く」外国人。日本で「勉強する」外国人。
スーパーやコンビニに結構行くのですが、レジや品出しの人を見ると、ほぼ「外国人」。
今や外国人が日本で働いている光景は、「ふつう」になってきました。
「日本で働く外国人」
そして
「日本で勉強する外国人」
日本に来る目的として、
また、長期滞在という視点からみて、
メインとなるのは、この2つだと思います。
※ほかにも観光や家族帯同のため、などあります。
【外国人労働者数】
日本の外国人労働者数は、146万0463人で、前年に比べて14.2%増加しています。
(平成30年10月時点)
※厚生労働省HPより
国籍別にみると、
①中国 38万9117人
②ベトナム 31万6840人
③フィリピン 16万4006人
④ブラジル 12万7392人
⑤ネパール 8万1562人
⑥韓国 6万2516人
⑦インドネシア 4万1586人
⑧米国 3万2976人
⑨ペルー 2万8686人
⑩イギリス 1万2236人
前年との増減率をみると、
ベトナム(+31.9%)、
インドネシア(+21.7%)
ネパール(+18.0%)、
の増加が著しいです。
【外国人留学生】
日本の外国人留学生数は、29万8980人おり、前年に比べて、12.0%増加しています。(平成30年5月時点)
※日本学生支援機構HPより
国籍別にみると、
①中国 11万4950人
②ベトナム 7万2354人
③ネパール 2万4331人
④韓国 1万7012人
⑤台湾 9524人
⑥スリランカ 8329人
⑦インドネシア 6277人
⑧ミャンマー 5928人
⑨タイ 3962人
⑩バングラデシュ 3640人
前年との増減率をみると、
バングラデシュ(+32.5%)、
スリランカ(+25.1%)、
ミャンマー(+21.1%)、
の増加が著しいです。
地域別にみると、
アジアが27万9250人、続いてヨーロッパが1万115人です。
これからの「日本」
2019年4月、在留資格「特定技能」が施行。
2019年6月、「日本語教育推進法」施行。
日本に住む外国人数、とくに外国人労働者数は過去最高の数値を毎年記録し、これからもどんどん更新され、
「これから在留する外国人」
「すでに在留している外国人」
に対する取り組みは、ますます増えていくと思います。
多文化共生社会における日本の未来がよりよい方向に向かうように、
私も「日本語教師のたまご」として、
頑張っていくつもりです。
「日本」と「外国人」についての情報をこれからも投稿していきますので、
興味のある方は、これからもぜひご愛読よろしくお願いいたします!
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