となりのたしまさん。

日本人なのに日本語を勉強中。20代青年による日本紹介サイト。外国人に「日本のすばらしさ」を伝えるべく「日本」ついてはもちろん、海外の情報もたくさんアップしていきます。「少子高齢化」がすすんでいる日本。外国からの労働力がますます必要になってきています。外国の方々に「日本を好きになってもらえるように」。そんなことを意識して、ぼちぼち更新していきます。今年の目標も、「変わらないこと」。そのために「変わり続けること」。みなさん楽しみましょう、今回の人生。

となりのたしまさん。

インドネシアで日本の歌を!一青窈さんの「ハナミズキ」を紹介しました。

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2018年に、「国際交流基金」主催の海外派遣プログラム「日本語パートナーズ」として、インドネシアに派遣させていただきました。

「日本語パートナーズ」は日本語教師としてではなく、現地日本語教師のアシスタント(ALT)として派遣されます。

その派遣目的も、「現地の生徒の日本語能力向上」のため、

というより、

「日本のファンを増やす」

「日本のことをもっと好きになってもらう」

ことに重点を置いています。

もちろん、語学力向上も大事ですが。

 

詳しくは、この記事を読んでみてください↓↓

www.yutonsmaile.com

 

私が派遣された都市は、東ジャワ州の「モジョケルト」という場所です。

東ジャワ州で一番活発な都市は「スラバヤ」です。

その「スラバヤ」から車で2時間ほど南西に下ったところにあります。

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このモジョケルトに位置する2つの高校で日本語教師アシスタントとして働いていました。

 

授業を計画するうえで、悩んだのが文化紹介。

自分が一方的に教えるより、全員参加型がいいよな~

 

「よし、じゃあ歌を紹介しよう!」

 

そう言って、決めたのが、

一青窈さんの「ハナミズキ」。

 

一見、ただ愛のメッセージを送る歌だと思いきや、

2001年にアメリカで起きた9.11への思いを描いた歌でもあります。

もう二度とこんな出来事が起きないようにという「平和」へに対する思い。

そして、自分にとって、大切な人たちの幸せを祈る思いが込められています。

 

はい。

 

ただ、

この素晴らしい歌に込められた思いを

日本語があいさつ程度しか分からない現地の生徒に伝えるとなったら至難の業。

 

それでも多くの生徒は、歌を流して聴かせたときに、

「Lagunya sangat bagus yah!(先生、この歌、いい歌だね!)」

「Saya suka lagunya!(この歌好き!)」

と言っていました。

ほんとうに素晴らしい歌って、伝わるんだなと、

私自身が勉強になりました。

 

学校の裏庭で、生徒が「ハナミズキ」を歌っている風景を撮った動画があります。

ぜひ、ご覧ください!

 

Ayo menyanyikan lagu Jepang!~インドネシアで「ハナミズキ」を歌う~ from yuto on Vimeo.

 

当時、12年生(高校三年生)のクラスの生徒たちです。

みんな、すぐに覚えるからほんとうにすごいです。

 

Ayo menyanyikan lagu Jepang!~インドネシアの高校生が「ハナミズキ」を歌う~ from yuto on Vimeo.

 

ちょっと、ずれているところもありますが、

生徒たちが歌っているときはもちろんですが、編集しているときにこの動画を見たら、すごく感動してしまいました(笑)

見るたびにジーン、、となります。

「歌ってすごいな~」とも思いました。

 

みんな、一生懸命歌ってくれてありがとう!