となりのたしまさん。

日本人なのに日本語を勉強中。20代青年による日本紹介サイト。外国人に「日本のすばらしさ」を伝えるべく「日本」ついてはもちろん、海外の情報もたくさんアップしていきます。「少子高齢化」がすすんでいる日本。外国からの労働力がますます必要になってきています。外国の方々に「日本を好きになってもらえるように」。そんなことを意識して、ぼちぼち更新していきます。今年の目標も、「変わらないこと」。そのために「変わり続けること」。みなさん楽しみましょう、今回の人生。

となりのたしまさん。

インドネシアで「日本文化」紹介!?生徒に大人気だった遊びは○○だった!

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今回も、2018年にインドネシアに滞在していた時の出来事を語ろうと思います。

 

国際交流基金主催のプログラム「日本語パートナーズ」として、2018年の8月から約7カ月間、インドネシアに派遣させていただきました。

現地の日本語教師アシスタントとして、「日本の魅力」を生徒にはもちろんのこと、たくさんのインドネシアの方々に伝えるために、毎日奮闘していました。

 

日本語パートナーズへの詳細はこちらをご覧下さい↓

jfac.jp

 

 

「日本語パートナーズ」の目的の1つとして、

日本文化を伝える

というタスクがあります。

 

派遣される前から

そもそも日本文化ってなんなんだ?

ずっと考えていました。

なんでも真剣に考えてしまう性格なので。(笑)

 

インドネシア来た当初も、

「どんなこと(もの)を紹介しよう(苦悩)」

ベッドの上で「考える人」のポーズで考えていました。

 

考えて考えつくした結果、

ぜんぜん案がでなくて、

「とりあえずは国際交流基金から借りれるものでやってみよう」

ということに決めました。

 

インドネシアの首都ジャカルタ(2020年2月時点)に国際交流基金の事務所があり、

そこから、

浴衣や書道道具、タコ焼き機などといった、備品を借りることができます。

※あの時はお世話になりました。

 

そういった備品の中に、

いや、自分もやったことないよ!

という日本の玩具がありました。

 

それが私が一番最初にインドネシアでした

「文化紹介」であり、

一番盛り上がった

「文化紹介」であり、

私も人生ではじめてした

「遊び」でした。

 

それは、、、

 

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だるま落とし」です。

だるま落としとは、正月遊びの1つであり、

積み重なった積木の一番上にだるまをおいて、そのだるまを落とさないように、

木づちで積木を落としていく遊びです。

 

 

みなさんは、したことがありますか?

平成6年生まれの私。

本当にしたことがなかったんです。

 

まさか、日本ではなくインドネシアですることになるとは。

 

私はインドネシアに来た当初、

とても緊張していて、

学校でも、教室に入るのが不安なくらいでした。

生徒にとっても「私」は、

言葉が伝わりにくい「外国人」。

ほとんどの生徒が緊張していたと思います。

 

そんな中でした文化紹介が

だるま落とし

 

 

「楽しんでもらえるかなぁ」

と不安もありましたが、

「先生、全部積木落とせたよ」

「先生、難しいです」

「この棒の使い方が大事だと思うんです」

「先生、勝負しませんか」

いろいろ話しかけてくれました。インドネシア語で。

生徒たちとの距離が少し縮まった気がしました。

 

ルールが単純なので、

生徒たちもすぐにでき、

私も家や学校の空いた時間で、練習をしました。

やっぱり、木づちの使い方が重要ですね。

木づちの先端を少し上に向けて積木を叩くとうまくだるまを落とさずに積木を落とせます。

みんな盛り上がってくれてよかったです。

みんなあのときはありがとう。

 

 

生徒や現地日本語教師のみなさんが、「だるま落とし」をしている動画があるので、ぜひご覧下さい!

「だるま落とし」をインドネシアで!日本文化を伝えよう! from yuto on Vimeo.

 

 

 

インドネシア派遣前の研修である日本語専門家の方が言いました。

あなたたち、アシスタントは日本人です。いるだけで価値があります

 

「日本文化」って何だろう?

 

 

「日本文化」を探す

というよりは、

私たち「日本人」がどう伝えるかが、

重要なのかな、と思ったあのとき、、、

でした!