となりのたしまさん。

日本人なのに日本語を勉強中。20代青年による日本紹介サイト。外国人に「日本のすばらしさ」を伝えるべく「日本」ついてはもちろん、海外の情報もたくさんアップしていきます。「少子高齢化」がすすんでいる日本。外国からの労働力がますます必要になってきています。外国の方々に「日本を好きになってもらえるように」。そんなことを意識して、ぼちぼち更新していきます。今年の目標も、「変わらないこと」。そのために「変わり続けること」。みなさん楽しみましょう、今回の人生。

となりのたしまさん。

似ているようで違う!「明日」と「翌日」の使い分け。

明日」「翌日

 

「明日ごはん行こう!」

と会話の際よく言いますが、

「翌日ごはん行こう!」

とは言いません。

 

少なくとも私の周りで「翌日~しよう!」という表現を使う人に出会ったことはありません。

日本人は、無意識のうちにしっかりと使い分けているのです。

 

では、具体的に何が違うのかを勉強しましょう。

 

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①明日

今日の次の日。副詞的にも用いる。あした。みょうにち。

※大辞林 第三版

 

②翌日

その日の次の日。あくる日。

※大辞林 第三版

 

大辞林の辞書にもしっかり書かれていますね。

明日」は今日の次の日

翌日」はその日の次の日

 

「明日」は今(今日)を基準にした次の日であると、明確ですが

翌日」は「いつの次の日か」分かりません。

 

つまり、

翌日」は、今(今日)以外の過去や未来を基準にした次の日のことです。

 

例えば、

・1945年8月14日、日本はポツダム宣言の受諾を決定した。

その翌日、昭和天皇による玉音放送が「日本の敗戦」を伝えた。

・大事な会議が終わった翌日に、ちょっと高めのお店でご飯を食べるのが私のささいな楽しみだ。

 

まとめ

明日、ごはん行こう! 〇

翌日、ごはん行こう! ✖

ここで「翌日」を使った場合、おかしく感じるのは、

「今日」を基準としていないから。

 

・あのパーティの翌日、まきちゃんとデートに行ったんだ。〇

・商談が決まった場合、その翌日、部長と飲みに行く予定だ。〇

 

翌日」を使う場合は、「今以外の過去や未来」を基準にしていることが大切です。