となりのたしまさん。

日本人なのに日本語を勉強中。20代青年による日本紹介サイト。外国人に「日本のすばらしさ」を伝えるべく「日本」ついてはもちろん、海外の情報もたくさんアップしていきます。「少子高齢化」がすすんでいる日本。外国からの労働力がますます必要になってきています。外国の方々に「日本を好きになってもらえるように」。そんなことを意識して、ぼちぼち更新していきます。今年の目標も、「変わらないこと」。そのために「変わり続けること」。みなさん楽しみましょう、今回の人生。

世界一へたくそな世界実況

「とても・大変・非常に」いったい何が違うの?知っておくと役に立つ【程度を表す副詞】について。

 

私たちが使う日本語では、頻度や程度を示すときに、さまざまな「程度副詞」を使います。

彼はとても忙しい。

これは非常に難しい問題だ。

大変おいしい料理をいただいた。

 

「とても」「非常に」「大変」

普通よりも、その事柄・行為の程度が大きいときにこれらの表現をよく使います。

では,いったい何が違うのか。

 

今回は、ポイントを押さえながらこのような「程度副詞」について見ていきましょう。

 

f:id:yutonsmaile:20200628101507p:plain


 

①よく使う「とても」

とても熱心に勉強した。

私たちは、何か程度がはなはだしい様子を表したいとき、この「とても」をよく使います。日本語を勉強する学習者もこの「とても」をよく多用します。

ただ、何でもかんでも「とても」を使うのではなく、状況、内容に応じて他の表現を使うことが大切です。

 

●これだけは押さえよう!

とても

やわらかい話しことば。

感情を表現したいときに使う。

論文など硬い文章には使わない。

 

・このパンは大変おいしいです。△

・このパンはとてもおいしいです。〇

「おいしい、面白い、痛い」など話し手が感情を込めて表現したいときには「とても」を使ったほうが自然に感じられます。

・少子高齢化は日本でとても深刻な問題だ。△

・少子高齢化は日本で大変深刻な問題だ。〇

「深刻な問題」という言葉にやわらかさは感じない。

ここでは、大変という言葉が適しています。

 

②ビジネスシーンでよく耳にする「大変」

大変お世話になりました。

大変申し訳ありません」

芸能人の謝罪会見などでよく耳にしますし、

大変失礼しました」「大変お待たせ致しました」

などビジネスシーンでもよく耳にします。

 

そもそも「大変」とはどのような意味なのかと言うと、

大変

(副詞)

普通の程度をはなはだしく超えているさま。たいそう。 

※大辞林第三版

 

「とても」と意味合いは同じですが、「大変」のほうが事柄・行為に対する「驚き」が大きいです。

●これだけは押さえよう!

大変

 その事柄・行為の程度を誇張的に表したいときに使う。

 やや改まった感じ。

 

とてもお世話になりまして、ありがとうございました。△

大変お世話になりまして、ありがとうございました。〇

やや改まった感じで程度が大きいことを言いたいので、「大変」が適しています。

 

③非常に

非常に高い「松」の木があった。

●これだけは押さえよう!

非常に

書きことば的。

「高い」「太い」「忙しい」「静か」など

性質や状態を表す形容詞につく。客観的。

 

・とても悲しい。(話しことば)

・非常に悲しい。(書きことば)

 

④一番

一番好きな果物はメロンです。

それ以上(以下)の程度のものはない、最高(最低)の程度であることを表します。

●これだけは押さえよう!

一番

何らかの特定した枠組みがあり、その中で最高(最低)だという時に使う。

 

一番好きな動物は象です。(さまざまな動物がいる中で) 

・このアニメの中で、だれが一番好きですか?(たくさんキャラクターがいる中で)

 

⑤かなり

彼女はかなり酔っているようだ。

「非常に」「とても」「大変」ほどではないが、事柄・行為の程度が平均以上であることを表すときに使います。

●これだけは押さえよう!

かなり

書きことば的。

客観的。

 

・前年に比べて、非正規社員がとても多い。△

・前年に比べて、非正規社員がかなり多い。〇

 客観的な文なので、「かなり」が適しています。

 

このほかにも、程度がはなはだしいことを表す表現がいくつかあります。

●よく

・よく晴れた日。

・彼はよく走る。

●あまりに

この時期はバスや電車があまりに渋滞するので、とてもつらい。

※「あまりに」は強調の度合いが高く、やや堅い表現。

 

こちらもご覧ください!

www.yutonsmaile.com

www.yutonsmaile.com