2021年。1月中旬。
インドネシアでは、1月13日、ついにワクチン接種が始まりました。
中国製薬会社のシノバック・バイオテックのワクチンであり、
安全性と言う面で国民から不安の声が上がっていました。
そんな中、ジョコ大統領が第一号接種者になり、接種の様子をメディアを通して配信し、国民に安全性を証明しました。
インドネシア政府は全国34州にワクチンを配布し、
現在、感染者数が最も多いジャカルタ首都特別州では、15日から医療従事者を対象とし、接種を開始しました。
政府はコロナウイルスに対する集団免疫を獲得するために国民7割接種を目指しています。
※KOMPAS.comより画像引用
インドネシアの現状
1月21日時点で、インドネシアの感染者数は95万1651人確認されています。
また、死者数は2万7203人、回復者数は77万2790人確認されています。
昨今のインドネシアは一日あたりの感染者が一万人を超える日々が続いており、
21日にも1万1703人の感染者が確認されています。
おそらく、1月中に100万人を超えるのではないかと思います。
ワクチン接種が始まりましたが、いまだに感染者は全国的に増加傾向にあるので、多くの人口を有するジャワ島、人の移動が活発な観光地バリ島などでは行動規制を緩めず、
2月上旬まで規制を延長する予定です。