- そもそも「高野山」とは
- 「高野山」はバスで巡ろう!
- 私がおすすめする「高野山」モデルコース
- 「高野山」を巡る前日は「ホテルルートイン橋本」に泊まるのもおすすめ!
- 大阪(なんば)から「高野山」へ行くなら、「高野山・世界遺産きっぷ」を買おう!
- さいごに
そもそも「高野山」とは
高野山とは標高約1000mの山々に囲まれ、山上の盆地に開かれた宗教都市です。
一つのお寺の名称を指すものではありません。
今から1200年以上前に弘法大師(空海)によって開かれました。
高野山で最初に開かれた「壇上伽藍」と弘法大師の御廟を祀る「奥の院」
そして、高野山真言宗の総本山「金剛峯寺」
この3つがメインスポットです。
※「御廟」とは先祖や偉人などの霊を祭った宮のこと。
2004年には世界文化遺産にも登録され、今や、宗派や国籍を超えて世界中から人々が訪れています。
「高野山」はいつ巡る?シーズンガイド
高野山は山麓に比べて気温が約5℃低くなるので、夏でも羽織物を持って行くことをおすすめします。
●1月~3月
気温が低く、防寒対策をしっかりする必要あり。
観光客は他の月と比べて少なく、静寂な空気が漂う。
●4月~6月
桜の見ごろは4月中旬~下旬。
朝晩は冷えるので、羽織物必要。
●7月~9月
避暑地として訪れる人も多い。
8月の気温は約23℃。
お盆の時期は最も賑わう。
●10月~12月
紅葉の見ごろは10月下旬~11月上旬。
朝晩は冷えるので、羽織物必要。
※2022年時点の情報です。
私が高野山に訪れたのは6月上旬。
人混みは少なく、静かな雰囲気で巡ることができました。
天気は曇天でしたが、その天気のおかげで寺院が神々しく見えました!
「高野山」はバスで巡ろう!
高野山は宗教都市と言われるほど、敷地が広いです。(東西約4㎞)
一般的な巡り方は「バス」。巡るスポット同士が近くにある場合は徒歩。
あらかじめ高野山内は「バスで移動する!」と決めているならば、
「一日フリー乗車券」がおすすめです。
バス乗り場へ向かう途中のバスきっぷうりばで販売しており、840円で購入できます。
「根本大塔(壇上伽藍)」や「金剛峯寺」などの拝観料2割引き、
お土産・飲食1割引きなど割引特典もついています。
詳しくはこちらのサイトをご覧ください⤵
私がおすすめする「高野山」モデルコース
高野山駅からスタートすることを前提で話します。
①~⑧は巡る順番です。
高野山駅に9:00ごろ到着。
①女人堂(にょにんどう)
バス:高野山駅前→女人堂(バス停)
女人堂は今も残る女性用の参籠所。※「参籠所」とは一定の期間籠って神仏にお祈りする施設のこと。
高野山は明治5年まで女性は山内に入ることが許されていなかった。
この道を通り、徳川家霊台方面へ向かいます。
②徳川家霊台
徒歩:女人堂から約400m
拝観料:200円
徳川幕府初代将軍徳川家康と二代将軍徳川秀忠の御霊を祀る霊屋。
三代将軍徳川家光によって建てられた。
江戸時代の代表的霊廟建築として重要文化財に指定されている。
~高野警察前まで歩く(徳川家霊台から約400m)~
③大門(だいもん)
バス:高野警察前→大門(バス停)
高野山の西にそびえる高さ25mの巨大な楼門。
金剛力士像も安置されている。
④壇上伽藍(だんじょうがらん)※メインスポット
弘法大師が高野山で最初に開いた地。高野山二大聖地の一つ。
徒歩:大門から約700m(10分程度)
※ちょうど良いバスがあれば大門(バス停)から金堂前へ
1.中門
2.金堂
拝観料:500円
高野山の総本堂として重要な行事はここで行われる。
3.御社(みやしろ)
本殿前の狛犬に注目!
弘法大師を高野山へと導いた犬二匹がモデル!?
4.西塔(さいとう)
根本大塔と対をなす重要な多宝塔。
5.御影堂(みえどう)
弘法大師の持仏堂だったというお堂。
6.根本大塔(こんぽんだいとう)
拝観料:500円
真言密教の世界観を表す重要な建物であり、高野山のシンボル。
7.蛇腹路(じゃばらみち)
金剛峯寺方面へ向かう小道。
⑤金剛峯寺※メインスポット
高野山真言宗の総本山であり、全国に約3600ヶ寺の末寺を有する。
徒歩:壇上伽藍から約300m(3分程度)
1.正門
金剛峯寺では最古の建物で格式の高い門。
2.主殿
拝観料1000円
3.新別殿 ※主殿の中
ここでちょっと休憩。無料でお茶も飲むことができる。
4.蟠龍庭(ばんりゅうてい) ※主殿の中
2340㎡の広さを誇る日本最大級の石庭。
⑥昼食タイム&お土産購入
金剛峯寺を巡ったら、ここらでちょっと一息。
千手院橋(バス停)近くにいろいろな飲食店やお土産屋さんがある。
(金剛峯寺近くの通り)
⑦刈萱堂(かるかやどう)
バス:千手院橋→刈萱堂前(バス停)
徒歩:千手院橋から約800m(12分程度)
哀話「石童丸物語」の舞台。
⑧奥の院※メインスポット
弘法大師の御廟を祀る重要な聖地。高野山二大聖地の一つ。
バス:刈萱堂前→奥の院口(バス停) 注:「奥の院前」ではありません。
徒歩でも行ける距離。
1.一の橋
奥の院参道の入り口にある橋。
2.奥の院参道
一の橋から弘法大師御廟まで約2㎞に渡って参道が続く。(徒歩約40分)
杉の大木に包まれ、参道沿いには歴史に名を残す諸大名などの20万基を超える墓碑や供養塔が立ち並ぶ。
※中の橋
3.水向地蔵(みずむけじぞう)
お地蔵様や観音様、お不動様などが並ぶ。
4.御廟橋(ごびょうばし)
弘法大師の御廟へ向かう参道にかかる最後の橋。
重要な聖域に入るということで、一礼をしてから橋を渡るのがマナー。
ここから先は写真撮影も禁止されている。
5.燈籠堂(とうろうどう)
弘法大師の御廟を礼拝するお堂。
堂内には2万基以上の献燈が輝く。
また、1000年以上燃え続けているという「消えずの火」が奉納されている。
6.頌徳殿(しょうとくでん)
現在は参拝の方々の休憩所として開放されている。
無料でお茶を飲むこともできる。
7.平和橋
燈籠堂での参拝をすませ、行きとは違う参道を通る。
英霊殿付近にある。
秋は紅葉の絶景スポット。
橋の下は玉川が流れている。
8.奥の院前(バス停) 注:「奥の院口」ではありません。
ここがゴール。近くに中の橋案内所がある。
ここから弘法大師御廟までは徒歩20分
ここから先は自由。
奥の院前から千手院橋(バス停)付近に戻り、お土産屋さんに行ったり、カフェで一息するのも良い。
時間があれば「高野山霊宝館」へ!
高野山霊宝館は高野山内の文化遺産を保存・展示する施設であり、
国宝や重要文化財などの指定文化財約2万8000点のほか、絵画や彫刻、工芸品、書跡など5万点以上の収蔵量を誇っている。
本館自体も日本現存最古の木造博物館建築として、平成10年に登録有形文化財に指定されている。
「壇上伽藍」や「金剛峯寺」の近くにあるので、時間に余裕があれば行くべし!
拝観料:1300円
詳しくはこちらのサイトをご覧ください⤵
歩いて巡礼される方、歩いて旅をされる方必見!
太陽光で充電できる「ソーラーチャージャー」
巡礼中のスマホやカメラのバッテリー充電に役に立ちます。
キャンプ、ハイキングなどアウトドアが好きな方にもおすすめです。
地震など災害時にも非常用電源として使用することもできるので、
自宅に一台置いておくと安心です!
「高野山」を巡る前日は「ホテルルートイン橋本」に泊まるのもおすすめ!
ホテルルートイン橋本は南海高野線橋本駅から徒歩約20分のところにあります。
ホテルへ向かう道中にはこんなきれいな景色もあります。
橋本駅からホテルまで時間をはかりました。
道中写真を撮ったり、信号を待ったりしたので、24分弱かかりました。
スムーズに行けば、20分ぐらいで着くと思います。
歩くのが嫌いな方は橋本駅からタクシーで行くのも良いと思います。
当ホテルの部屋はクリンネスもしっかりしており、快適に過ごすことができました。
また、大浴場や無料で飲めるコーヒーサーバーもあり、オプションサービスにも満足です。
大浴場があるのはポイント高い!
ホテル周辺にはスシローや餃子の王将、
居酒屋であれば、徒歩3分圏内に「みかえり」、10分圏内に「八剣伝」というお店があります。
※2022年6月時点の情報です。
【地図】
高野山を一日で満喫するには
当日は朝食を食べて、7時半を目途に出発するのが良いと思います。
橋本駅から高野山駅までの所要時間は50分ほど。
9時ごろに高野山に到着すれば、一日で十分巡ることができると思います。
※ちなみに私は10時ごろ着きましたが、時間に余裕を持ち、多くのスポットを巡ることができました。
公式サイト:
【公式】ホテルルートイン橋本|ビジネスホテルの宿泊予約サイト
橋本駅から特別列車「天空」に乗ろう!
「天空」とは橋本駅~極楽橋駅間を走る観光列車です。
車窓や展望デッキから雄大な自然や山の空気をゆったり感じることができます。
乗車するには予約が必要です。
運行日や座席の空席状況、予約方法についてはこちらのサイトをご覧ください⤵
当日は橋本駅ホームの引換所に行きます。席が空いていれば、当日券も購入できます。
極楽橋駅も意外に映えスポット!?
南海高野線極楽橋駅に到着したら、ケーブルカーに乗って高野山駅に行きます。
駅の天井がおしゃれ。
ケーブルカー乗り場へ向かう途中。ちょうど親子も映り、良い写真。
極楽橋駅は自然豊かな場所にあります。
ケーブルカーに乗ります。
大阪(なんば)から「高野山」へ行くなら、「高野山・世界遺産きっぷ」を買おう!
大阪・和歌山の主要駅から高野山駅の往復乗車券や高野山内のバス2日フリー乗車券、
拝観施設割引サービス券などがセットになっており、かなりお得なきっぷです。
例:なんば駅からの場合: 3080円(小児 1550円)
※2022年6月時点の情報です。
詳しくはこちらのサイトをご覧ください⤵
さいごに
今回は天空の聖地"高野山"を巡るモデルコース、その他プチ情報を紹介しました。
高野山へ訪れる予定の方、高野山へ行ってみたいと思っている方に
少しでもお役に立てたら幸いです。
高野山のビデオも作ってみました。もしよければ、見てみてください!
この投稿をInstagramで見る
今回もご覧いただきありがとうございました!
※当記事で記載した内容は2022年6月時点のものであり、
それ以降変更されている可能性もあるので、各サイトでお確かめいただけたら幸いです。
旅好きな人におすすめのモバイルバッテリーはこれだ↓↓↓
Ankerの「PowerCore Essential 20000」は、5,000円以下で購入できる旅行や外出時に最適な大容量モバイルバッテリーです。
・安心の超大容量
20,000mAhという大容量を誇り、スマートフォンであれば3回以上、タブレットであれば2回以上のフル充電が可能なので、旅行や出張、電源が確保しづらい状況でも頼りになる心強いアイテムです。
・高性能な急速充電機能
Ankerの独自技術「PowerIQ」と「VoltageBoost」を搭載しており、接続するデバイスに合わせて最適なスピードで充電を行います。これにより効率的に短時間で充電できるため、外出前や忙しいときに非常に便利です。
・2台同時充電が可能
USB-Aのポートも2つ備えており、同時に2台のデバイスを充電可能です。友人や家族とシェアする際にも便利です。もちろん、2台同時に充電しても急速充電が維持されます。
・持ち運びやすいサイズ感
重量約343gと20,000mAhの大容量バッテリーにしては軽量で、手にフィットするサイズなのでショルダーバッグなどにもすっきり収まります。メッシュ加工で、傷や汚れにも強いため、長期間安心してお使いいただけます。
・高い安全性
Anker独自の多重保護システムを搭載しているため、過充電や過放電などを防ぎ、デバイスを安心して充電できます。
大容量で多機能、そして信頼性の高い「PowerCore Essential 20000」。
これだけの機能を搭載していながら、価格は4,990円(税込)と非常にコストパフォーマンスが良いです。
※2024年10月時点で「Amazon」での価格。
ぜひ、旅行やお出かけの際に使用してみてください!
こちらの記事もおすすめです↓↓↓