となりのたしまさん。

日本人なのに日本語を勉強中。20代青年による日本紹介サイト。外国人に「日本のすばらしさ」を伝えるべく「日本」ついてはもちろん、海外の情報もたくさんアップしていきます。「少子高齢化」がすすんでいる日本。外国からの労働力がますます必要になってきています。外国の方々に「日本を好きになってもらえるように」。そんなことを意識して、ぼちぼち更新していきます。今年の目標も、「変わらないこと」。そのために「変わり続けること」。みなさん楽しみましょう、今回の人生。

世界一へたくそな世界実況

  • 画像の説明
  • 画像の説明
  • 画像の説明
  • 画像の説明

心の状態をきちんと見よう!楽しく生きるための【ブッダの教え】

「ブッダの教え」を参考にして「悩みのなくす方法」について今までお伝えしてきました。

 【復習(前々回と前回)

①悩んだらまず、理解する。

私は今悩んでいる

www.yutonsmaile.com

 

②「心はもとめつづけるもの」と理解する。

悩みの原因は、むだな反応。

さらに、その反応の背景には「求める心」がある。

私は今求めている

www.yutonsmaile.com

 

今回で「悩みをなくす方法」についての記事は最後になります。

今回は、「ブッダの教え」に基づいた実践的な方法をお伝えしていきます。

 

 

人がもっとも悩みを抱える原因は○○欲!

前回の記事で、ブッダが発見した欲求について少しお伝えしました。

食欲や睡眠欲は生きていくうえで欠かせないもので、感楽欲も、人生を楽しむうえでは大切なものです。

ただ、このような欲求の中で、もっとも「むだな反応」の原因となる欲求は、

ずばり「承認欲」です。

マズローさんの「欲求五段階説」では、自己実現に向けて「承認欲求」は不可欠なものです。生きていくうえでは切り離せないものですし、その欲求自体はいいものだと思います。

しかし、承認欲は「むだな反応」が生じやすく、現代に生きる私たち人間の「悩み」はほぼここからきているといっても過言ではありません。

 

【例】

「親に好かれたい」

「好きな人に振り向いてほしい」

「友達に好かれたい」

「人気になりたい」

「活躍したい」

「出世したい」

などなど

 

要するに

自分を認めて欲しい」という承認欲があるわけです。

「自分はあの人よりすぐれている」という優越感も

「あの人と比べて自分はぜんぜんダメなやつだ」という劣等感も

それから生まれる嫉妬心などもすべて

承認欲が原因です。

 

今までお伝えした「ブッダの教え」を使ってみると、

まず理解する。

例えば、

「仕事でミスをした」という悩みがあります。

まずはこの悩みを理解します。

「私は仕事でミスをした。だから今悩んでいる」

次に、悩みの原因を見つけます。

なぜ悩むのか?

「上司に怒られるから」

「自分の評価が下がるから」

などがありそうです。

では、なぜ「上司に怒られたら嫌なのか」「自分の評価が下がったら嫌なのか」

それは求める心があり、

「上司に認められたい」「自分の他人からの評価は高くありたい」などの承認欲があるからです。

そしてまた理解します。

「私は今承認欲を持っている」

 

人は、苦しみの正体について、正しく理解すべきである。苦しみの原因を断つべきである。苦しみのない境地にたどり着くべきである。その方法を実践すべきである。私は確信するに至った。もはや苦しみ戻ることはないと。

※ブッダ最初の説法 マハーヴァッカより

自分の悩みを自分自身で知っている

これは、とても大事なことです。

心の中で自分が持っている欲求を感じてみましょう。

「私は今、○○欲を持っている」と声に出して言ってもいいです。

 

「むだな反応」をおさえる方法

f:id:yutonsmaile:20200322232950j:plain
嫌なことがあって落ち込んだり、不安になったり、心配したり。

これは「むだな反応」です。

「この反応の背景にはどのような欲求があるのか」と自分自身で理解することが大事でした。

そして、「むだな反応」をおさえるために大事なことがもう一つあります。

それは、自分の「心の状態をきちんと見る」ことです。

常日頃からこの習慣を身につけておくと、「むだな反応」をしにくくなります。

 

では、「心の状態をきちんと見る」とはいったいどういうことなのか?

 

いまから3つの方法を具体的に紹介します。

①言葉で確認する

これは、今までお伝えしてきた「理解する」という方法と似ています。

 

例えば、スピーチやプレゼンがあるときって緊張しますよね。

スマホやテレビを長時間見たりしていると、頭がボーっとしますよね。

 

こんなときに

「私は、緊張している」

「私は、頭が混乱している」

と確認してください。

目をつむって行うとよりいいです。

 

普段の生活の中でも、

掃除をしている時に「私は今、掃除をしている」

食器を洗っている時に「私は今、食器を洗っている」

パソコンを使って仕事をしている時に「私は今、パソコンで作業している」

と自分の動作を確認します。

こうやって、自分の心の動作、身体の動作を客観的に言葉で確かめる習慣を身につけます。

「言葉で確認する」ことを仏教の世界では、「ラベリング」と呼びます。

 

②感覚を意識する

次は「身体の感覚を意識する」ことです。

例えば、

手を強く握ります。

この時に「手を握った時はこのような感覚になるのか」と確認してください。

次に手を開きます。

この時も「開いたときはこのような感覚なのか」と確認します。

ある程度感覚が分かるようになるまで繰り返します。

 

同じように、

普段、道を歩いてときにも、

右足がでる感覚、

左足がでる感覚、

地面に触れた時の足の裏の感覚

などを確認します。

 

寝る前にも横になって、

空気を吸い込む感覚、

空気をだす感覚、

お腹が膨らむ感覚、

お腹が縮む感覚

などを確認します。

 

この「感覚を意識する」ことは、疲れやストレスが溜まったときにも有効です。

 

言葉で確認する」「感覚を意識する

これらを常日頃から意識すると、むだな反応は止まり、心に静けさと落ち着きを与え、集中力も高まります。

※これらの「心の状態を見る」ことを瞑想の世界では「マインドフルネス」と呼びます。

 

③分類する

次は、心の状態を分類することです。

分けることによって「自分が今どのような状態なのか」を観念的に理解することができます。「言葉で確認する」ことと少し似ています。

分類して「自分が今どの状態にいるのか」を確認してください。

基本的に心の状態は以下の3つに分類できます。

①貪(とん)

②瞋(しん)

③痴(ち)

仏教の言葉ですね。

 

貪とは、欲望、執着のこと

瞋とは、怒り、怨恨のこと

痴とは、妄想、愚かさのこと

です。

心の迷いを表す言葉で、これらの3つは「三毒」と呼ばれます。

これがいわゆる「煩悩」です。

仏教の世界では、この「煩悩」を滅することで苦しみから逃れ、悟りを得ることができるとされています。

 

では、この三毒を1つ1つ見ていきましょう。

①貪

これは、過剰な欲求なことです。

「あれも欲しい、これも欲しい」

「もっとしたい」

など「求めすぎる心」から生まれます。

人間関係をめぐる不満はだいたい「貪」から生まれます。

②瞋

これは、「怒り」です。

不満・不快を感じている状態です。

「イライラしている」

「機嫌が悪い」

などですね。

「怒り」を放っておくと、

どんどん蓄積されて、

「怒りっぽい性格」「気難しい性格」が出来上がったり、

「欲求不満」になったりしてしまいます。

③痴

人間が最も得意とする「妄想」のことです。

楽しい妄想だけならいいですが、

「あの人は私のことをどう思っているのだろう」

と考えこんだり、 

「私はこの先どうなるんだろう」

と先の見えない未来に不安を感じたりする

などなど

このような「むだな妄想」もありますよね。

 

しかも厄介なのは、

①貪②瞋と違って③痴は自分自身で理解するのが難しいことです。

というのも「妄想というのは、無意識のうちにはまっているもの」だからです。

私たちは、たいてい「妄想」していたことに「後で」気づきます。

だから、「私は今、妄想している」と理解するのは難しいです。

 

「妄想」に関して言えば、

「妄想している状態」と「妄想以外の状態」を理解することが重要です。

そのやり方は、

まず目を閉じて、暗闇の中に思い浮かべます。

今朝食べたもの、読んだニュースのタイトル、テレビでみた映像などなどです。

 

次に、目をパっと開き、前を見ます。

部屋の中や外の景色を眺めます。

さっきまで脳裏で思い浮かべていたものは存在しませんね。

「さっき見ていたものは妄想である」

「今見ているものは、視覚である」

はっきりと意識してください。

そのうえで、2番で述べたような「身体の感覚」に意識を向けます。

「妄想」と「感覚」の違いを理解して、「感覚」の方に意識を集中させる習慣を作っていきます。

 

以上

①言葉で確認する

②感覚を意識する

③分類する(貪瞋痴)

でした。

 

まとめ

f:id:yutonsmaile:20200322232947j:plain

今回は、身体を使った「理解」も紹介しました。

特に②で紹介した「感覚を意識する」ことは私たちの生活の中で大いに使えます。

悩みというのは、常に「心の内側」に存在します。

だから悩みをなくすには、「心の外側(身体の感覚)」に意識を向けることが大事です。

ぜひ、普段の生活の中でどんどん実践してみてください。

 

今回で「悩み(苦しみ)をなくす」方法についてはおしまいです。

いかがったでしょうか?

少しでもみなさんの生活に役立てることができたら幸いです。

これからも、「ブッダの教え」を基にした楽しく生きるための「考え方」を伝えていきます。

ぜひ、お待ちください!

 

さいごに、ブッダから一言。

人は”求める心”によって、苦しむ。

ゆえに汝は”求める心”を、正しい道に立つことで手放せ。

そして再び”求める心”に囚われて、苦しみの人生に舞い戻らないようにせよ。

※スッタニパータ<彼岸への道>の章

 

【参考著書】

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え [ 草薙龍瞬 ]
価格:1430円(税込、送料無料) (2020/3/22時点)

楽天で購入