となりのたしまさん。

日本人なのに日本語を勉強中。20代青年による日本紹介サイト。外国人に「日本のすばらしさ」を伝えるべく「日本」ついてはもちろん、海外の情報もたくさんアップしていきます。「少子高齢化」がすすんでいる日本。外国からの労働力がますます必要になってきています。外国の方々に「日本を好きになってもらえるように」。そんなことを意識して、ぼちぼち更新していきます。今年の目標も、「変わらないこと」。そのために「変わり続けること」。みなさん楽しみましょう、今回の人生。

となりのたしまさん。

日本語を「学ぶ」と「習う」どう使い分けるのか?

学ぶ」と「習う

 

例えば、日本語の能力を高めたいとします。

会話や読み書きができるように、

ネイティブの発音を聞いたり、本を読んで文型や語彙を覚えたりすることを

「日本語を学ぶもしくは「日本語を習う

と言います。

 

一見、どちらも同じ意味のように思えますが、

どう使い分けるのでしょうか。

早速、見ていきましょう!

 

①学ぶ

教えを受けて知識や技芸を身につける。 
②勉強する。学問をする。
経験を通して知識や知恵を得る。わかる。 
④まねる。

※大辞林第三版より引用

 

例文

・大学で物理学を学ぶ

・同じ高校で学んだ仲間。

 

②習う

知識や技術を他人から教わる。 
繰り返し練習・学習する。 

※大辞林第三版より引用

 

例文

・ギターを習う

・車の運転を習う

 

「学ぶ」と「習う」の違いは?どう使い分ける?

習う」の方が「学ぶ」に比べて「繰り返し練習・学習する」意味合いが強いです。

何回も、何度も行うことに使います。

また「習う」は教師やトレーナーといった人から直接的に教えられる場合によく使われます。

これに対して「学ぶ」は人から教えられる場合だけでなく、「本やテレビ」「失敗や経験」といったものから間接的に教えられる場合にも使われます。

 

最初に述べた文に戻りましょう。

「日本語を学ぶ

「日本語を習う

 

日本語の教師がいるときは

日本語を学ぶ」もしくは「日本語を習う

のどちらも使えますね。

独学で勉強したり、日常生活での経験から身につけたりするのであれば、

日本語を学ぶ」が適切です。

 

教わる

「学ぶ」「習う」の他に「教わる」という表現もあります。

教わるは「教えてもらう」という意味で、「習う」と同じ直接的です。

ただ、道順など単純なことを教えられるときは「教わる」しか使えません。

 

例文

・交番で駅へ行く道を教わった 〇

・交番で駅へ行く道を学んだ/習った ✖

 

 

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